死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

海外ドラマのプロデューサーたち(米国編) :2004年(2)  

(1)より。

CSI:NY(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Anthony E. Zuiker ・・・(CSI:科学捜査班、CSI:マイアミ)
Ann Donahue ・・・(CSI:科学捜査班、CSI:マイアミ)
Carol Mendelsohn ・・・(CSI:マイアミ)
Executive producer
Ann Donahue
Carol Mendelsohn
Anthony E. Zuiker
Jerry Bruckheimer ・・・(CSI:科学捜査班、CSI:マイアミ、コールドケース)
Pam Veasey
Jonathan Littman ・・・(CSI:マイアミ、コールドケース)
Peter M. Lenkov
Wendy Battles
Zachary Reiter
Danny Cannon ・・・(CSI:科学捜査班、CSI:マイアミ)
Andrew Lipsitz
Sarah A. Barkley
製作
Gary Sinise


当然ながら、CSIファミリー。

スターゲイト アトランティス(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Brad Wright ・・・(スターゲイトSG-1)
Robert C. Cooper ・・・(スターゲイトSG-1)
Executive producer
Brad Wright
Robert C. Cooper
Joseph Mallozzi ・・・(スターゲイトSG-1)
Paul Mullie ・・・(スターゲイトSG-1)
Martin Gero
Carl Binder


当然ながら(笑)、スターゲイトファミリー。(笑)

バトルスター・ギャラクティカ(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Developed by
Ronald D. Moore
Executive producer
Ronald D. Moore
David Eick ・・・(アメリカン・ゴシック)


これは'78年版のリメイクで、つまり今回は意図的にそういう"続編"ぽいのを集めたということ。
"Created by"ではなくて"Developed by"というのは、オリジナル企画でない場合のお馴染みのパターンですね。

HUFF ドクターは中年症候群(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Bob Lowry


なんか暗い作品だったなあという以外にあんまり印象が無いんですけど、"Bob Lowry"氏入魂の企画ではあったんでしょうね。
アメドラの場合、よっぽど特別な文学性のようなものが備わっていないと、地味な作品はただただ地味に終わる印象で、やはり基本は"派手"の方にあるんでしょう。

レスキュー・ミー NYの英雄たち(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Denis Leary
Peter Tolan
Executive producer
Jim Serpico
Denis Leary
Kerry Orent
Peter Tolan
製作
Denis Leary
Kerry Orent
Alyson Evans
Evan Reilly


何か凄く最大公約数的な印象の作品でしたが、特にどの作品のスタッフが関わっているわけでもないんですね。
本当に"最大公約数"。

LAX(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Nick Thiel


これはびっくりですね。
キャストも含めて"どこかで見た"感バリバリの"既製品"の印象でしたが、実際は"Nick Thiel"氏によるオーダーメイド。
どこに独自性があったんだろう。やはり"空港"?(LA空港が舞台)
たまたま航空業界に詳しい人が作った、しかしドラマとしてはありふれたドラマとかかな?(分からない)

ヴェロニカ・マーズ(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Rob Thomas
Executive producer
Joel Silver
Rob Thomas
Diane Ruggiero
Jennifer Gwartz
Danielle Stokdyk


女子高生探偵もの、だったかな?
ティーンドラマではありますがなかなか骨もある感じで、映画化もされて今度はHuluでも作られるとか。
"製作"がついていてもいなくてもおかしくないギリギリの"商業"感でしたが、ついてない方でした。


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Posted on 2019/02/23 Sat. 18:49 [edit]

category: 海外ドラマのプロデューサーたち(アメリカ編)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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"ファンタジー史劇"ということの本当の意味  

前回書こうと思っていて書き切れなかったこと。


振り返ればそこにファンタジー史劇

この前の記事で、だいたい2010年くらいからの中国ドラマの大きな潮流として「ファンタジー史劇」(時代劇)というものがあって、それがどのような特徴を持っていてまたどのような種類があると考えられるのかという話をしました。
定義としては、「史劇/時代劇のスタイル・ストーリーを基本としながらも、設定や人物の表現等に顕著な"ファンタジー"要素を持つもの」というあたりで、まあいいと思いますが。

しかしこれは定義を広くあるいはより本質的に採れば、別に「最近の中国ドラマ」についてに限った話でも中国ドラマの専売特許でも特殊ジャンルでもなくて、実は我々も既によく知っているお馴染みの"ドラマ"スタイルだと言えると思います。
知らないって?いえ知ってますよ。
"代表的"なファンタジー史劇と言えば、例えば・・・『ベルサイユのばら』



フランス革命の時代を舞台に、架空のスーパーヒロイン"オスカル"が大活躍する、華麗かつ骨太なファンタジー史劇です。

ベルばらでは古過ぎるというなら新し目の作品で行きましょうか。では2011年開始で現在も新シーズンが全世界から待望されている、『ゲーム・オブ・スローンズ』



ゾンビやドラゴンや巨人がぞろぞろ出て来る大"ファンタジー"でありながら、グレートブリテン島とヨーロッパ大陸の歴史と地理を巧みに重ね合わせた舞台設定の元、(ギリシャ)神話的かつ現代的な超本格的人間ドラマを描き出している、これなんかはむしろファンタジー史劇の"典型"的作品とすら言えると思います。

典型の次は"変則"に目を向けると、まだありますね超有名作品が。かの『スター・ウォーズ』シリーズ。



一応は"SF"ということになるんでしょうが、黒澤明『隠し砦の三悪人』を下敷きにした一種の"宇宙時代劇"的性格を出発点として持っている作品だというのは、有名な話ですね。"SF"としての本格性よりも説話的ストーリーの典型性の方を優先させた、"ファンタジー"に近い作品だというのも明らかですし。

というわけで、実はみんな大好き"ファンタジー史劇"という、そういうお話(笑)です。


されどファンタジー史劇

このように挙げて行くと、"ファンタジー史劇"と中国(アジア)ドラマをめぐって改めて言われるようになったドラマスタイルが、一般的・・・かどうかはともかくこうした金字塔的なカリスマ作品を各ジャンルで生み出すような、少なくとも"面白"さのポテンシャルの非常に高い形式だということは、言えそうに思います。

ただ"カリスマ"だということは逆の可能性もあって、つまりこれらが稀少な作品でもあるということ。
例えば『ベルばら』は少女漫画(アニメ)の代表的作品ではありますが、では似たような作品が沢山あるか"オスカル"が沢山いるかというとそんなことはなくて、作者池田理代子さんの資質や教養、実は「男の軍人が描けないから女にした」(LaLaTVインタビューより)という"偶然"なども含めて、色々なものがぴたりとはまって、ああいう性別やジャンルや世代を越えた"空前絶後"に近い作品になったように見えます。
あるいはヨーロッパ中世(古代)の王族貴族や戦乱を描いた(多くは陰鬱で残酷な)史劇ドラマ・映画は欧米に少なからずありますし、同様に剣と魔法とドラゴンのファンタジー作品も枚挙にいとまがない程あるわけですが、一見それらをくっ付けただけにも見える『ゲーム・オブ・スローンズ』のクオリティや人気に、匹敵どころか近い作品も、ほとんど見当たらない気がします。

『スター・ウォーズ』に関しては、"スペース・オペラ"という意味でのジャンル自体は比較的ありふれたものですし、内容的に(前二者のような)特別深いものもユニークなものも作品としては無いと思いますが、ただ第一作が公開された1977年当時の特撮技術(まだSFXとかいう言葉は無い(笑))も含めて、あれだけのスケール感やメジャー感、"みんなが思う理想的なスペースオペラ"をともかくもまとまった形で「実現」した、そのことに作品の基本的な価値はある(あった)のだと思います。部分的にスター・ウォーズより面白いスペース・オペラもSFも多分沢山あるけれど、ジャンルの存在自体を全世界的に体現して、"旗"を掲げて立っている、公的かつ唯一的な存在感。それは同時に、寡占的排他的存在感とも言える。

まとめると、"面白さ"のポテンシャル自体はとても高い、当たると大きいファンタジー史劇ではあるけれど、その"大きさ"(あからさまさ)のゆえか意外と当て難い作り難い、特権的な成功例とその他有象無象みたいになりがちという、そういう構造があるように思います。
そしてそうした状況下での昨今の中国ドラマ界、"ファンタジー史劇"界の大きな特徴は、その"難しい"はずの量産が意外と利いている、一定レベル以上の"成功"したファンタジー史劇が次々に出て来るので驚かされる、そういうところにあると思います。


『ゲーム・オブ・スローンズ』と中国ドラマ

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Posted on 2019/02/21 Thu. 20:46 [edit]

category: 全般

thread: 中国ドラマ - janre: テレビ・ラジオ

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海外ドラマの監督たち(中国編) :1980年代 & 概論  

中国版も始めてみます。


1980年代

三国志 諸葛孔明[諸葛亮](1985) (ぽすれん) (百度)

导演[監督] 孫光明



西遊記(1986) (ぽすれん) (百度)

导演[監督] 楊潔



紅楼夢(1987) (ぽすれん) (百度)

导演[監督] 王扶林(ワン・フーリン)



ラストエンペラー[末代皇帝](1988) (ぽすれん) (百度)

导演[監督]
 周寰(シュウ・カン)
 張建民(チョウ・ケンミン)


・・・終了

いや、'80年代は事実四つしか見てませんし、これで終わりと言えば終わりなんですがそれではあんまりなので(笑)、概論的なことでも一つ二つ。


アメドラとの比較

アメリカ版の(今のところの)最終形はこんな感じ
このように中国版も、最終的にはそれぞれの監督の"過去"作がここにずらずら書き連ねられて行くはずですが、違うのはアメドラの"監督"が慣習的に分業というか複数の監督のローテーションで行われるのに対して、中国ドラマは基本的に一作一人のようなので、アメリカ版のようなごちゃごちゃした長大な表記にはならず、僕の作業もだいぶ楽だろうと期待(笑)出来ます。(アメリカ版はしんどかった)

ちなみにイギリスドラマは、ちゃんと調べてはいませんが経験的には中国の方に近い形態、一方で日本のドラマは複数"ディレクター"で回すのが慣習には見えますが、ただその中で"メイン"のディレクターとその手の回らない分を助ける"サブ"のディレクターの序列は割りとはっきりしているように思うので、世界的には実はアメリカの作り方の方が孤立して分業的だと言えると思います。ドラマの"中心"は、アメリカですけど。
知る限りアメドラの"監督"に一番近い位置づけは、日本のアニメの各話「演出」で、その場合日本のアニメの「監督」に当たるのは実はアメドラの場合「製作総指揮」ではないかという想定で、今やっている"プロデューサー"のリサーチなども始めたわけですが。


日本のアニメとの比較

中国ドラマの一つ気に入っているのは、日本語で言う「監督」のクレジットが、「导演」=「導演となっているところ。
導演。演技を導く人。いいですね。分かり易い。

というのは、日本のアニメの場合、「監督」の仕事は(声優の)演技を導くことではあまり無くて(方向性くらいは示すでしょうが)、その仕事は「音響監督」という別の専門の人がやるので、そこらへんの二頭体制(?)がどうも僕は気持ちが悪いのです。(笑)

 "音響監督"というお仕事 ~アニメ監督は灰皿を投げない?![2016-10-17]

まあ近年の中国ドラマのいちいち壮麗な映像美を見ていると、そうそう演技指導だけで実際に監督が務まるとは思えませんが、とはいえ「導演」というくらいで演技についての責任は当然持っているんでしょうから、そこらへんは何か安心(笑)して見ていられますね。
芝居を褒めたい時もけなしたい時も、"責任者出て来い"と言えばちゃんと当人が出て来てくれそうなので。
何だよ音響監督って。
とりあえずそれだけの話です。

・・・と、ここまで書いておいて「演技」というより(例えば)「演劇」の"演"なのかなあとちょっと気付いてしまったんですけど、今の僕の(中国語と中国映像劇の)知識ではそれ以上は分かりません。まあ「演劇」だとしたら、その場合それ以上に(「映画」や「テレビドラマ」以上に)仕事内容の中での"演技指導"の比重は高いでしょうから、結果的にはそれでいいのかも知れませんが。どうなんでしょうね。
「俳優」「演員」というので、「演」だけで"劇"みたいな意味になって、"劇を導く人"=監督・演出家=「導演」なのかも。あ、それっぽい。(笑)


次回は1990年代。


Posted on 2019/02/18 Mon. 19:45 [edit]

category: 海外ドラマの監督たち(中国編)

thread: 中国ドラマ - janre: テレビ・ラジオ

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海外ドラマのプロデューサーたち(米国編) :2004年(1)  

LOST(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Jeffrey Lieber
J. J. Abrams
Damon Lindelof
Executive producer
J. J. Abrams
Damon Lindelof
Bryan Burk
Carlton Cuse ・・・(刑事ナッシュ・ブリッジス)
Jack Bender
Jeff Pinkner
Stephen Williams
Edward Kitsis
Adam Horowitz
Jean Higgins
Elizabeth Sarnoff


J. J. Abrams初登場。
うん。ひょっとすると僕ジェリー・ブラッカイマーとこの人の区別がついてないかも知れない。(笑)
「サバイバー」という大ヒットリアリティショーをそのまんまドラマ化したような作品で、力作ではありますが軽薄でもあって、局主導の「製作」ぞろぞろつきタイプかなと思ったら違いました。

Dr.HOUSE(2004)  (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
David Shore
Executive producer
Paul Attanasio
Katie Jacobs
David Shore
Bryan Singer
Thomas L. Moran
Russel Friend
Garrett Lerner
Greg Yaitanes
Hugh Laurie


FOXだけど「製作」がついていなくて、でも傘下の独立系FXでもないという、珍しいパターン。
実際"ネットワークドラマ"の枠内で、本当にぎりぎりに攻めたという感じの作品ですね。形式は保守だけど内容は改革というか。

デスパレートな妻たち(2004)  (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Marc Cherry
Executive producer
Marc Cherry
製作
Charles Skouras III
Stephanie Hagen
Alexandra Cunningham
Jamie Gorenberg
Kevin Etten
Tracey Stern
Patty Lin
Annie Weisman


これもある種折衷的な作品。
基本的には"Marc Cherry"という人の個人的意欲によって作られているんでしょうが、それを局もがっちりサポート&チェックしているという。結果大胆な内容と定番の文体の作品に。(笑)

Lの世界(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Ilene Chaiken
Michele Abbot
Kathy Greenberg


こちらは"個人"的ですがしかしその"個人"が3人いるという、パターン。
まあ賭けは賭けだけど(先駆的レズドラマ)、リスク分散ということでしょうね。
局としては"Showtime"。HBO、FXに次いでよく見る、活動的な局かな?

ボストン・リーガル(2004)  (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
David E. Kelley ・・・(L.A.ロー 七人の弁護士、天才少年ドギー・ハウザー、ピケット・フェンス、シカゴ・ホープ、アリーmyラブ、ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル、Snoops、ボストン・パブリック)
Executive producer
David E. Kelley
Bill D'Elia ・・・(シカゴ・ホープ、アリーmyラブ、ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル)
Mike Listo ・・・(アリーmyラブ)
Lawrence Broch
Janet Leahy
Scott Kaufer
Jeff Rake


ケリードラマの最後にして最高の傑作と、僕は思っています。
当然ファミリー結集。

4400 未知からの生還者(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
René Echevarria
Scott Peters


今尚人気の高い、カルト的SF作品。
当然"有志"による製作体制。

デッドウッド(2004) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
David Milch ・・・(NYPDブルー、ブルックリン74分署)
Executive producer
David Milch
Gregg Fienberg
Mark Tinker


HBO作品なんですが、あらー、ボチコの人が作ってる。
面白い組み合わせ。
作品自体も、HBO的な大胆さ、あからさまさ(笑)と、「西部劇」という様式美性というか「男の世界」感の融合した、不思議な作品でした。その部分に、「警察」ドラマのボチコの血が役に立っているんでしょう。


Posted on 2019/02/16 Sat. 12:34 [edit]

category: 海外ドラマのプロデューサーたち(アメリカ編)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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ともかく100本見てみた中国ドラマを色々整理してみる試み  

『大秦帝国 縦横』中国ドラマの面白さに気付いてから約10ヶ月。

正確には中国製の"史劇"系ドラマを100本、最近では現代劇も結構見るようになりましたが、それはまた別の機会に。
史劇系ドラマ自体も実際には今日の時点で100本は既に越えてしまっているので、改めてもう言い直すとこれまでに見た中国史劇系ドラマ100本強となりますが(語呂が悪い(笑))、とにかくそれらを色々整理してみる試みです。
ただし"100本"と言っても平均して各々4~50話前後ある中国のドラマシリーズを100シリーズ見通しているわけではさすがに無くて、フルに見たor見ている最中なのは4分の1くらい、後は概ねお試しで最初の数話のみ見たか、途中で挫折したもの。まだまだ見ていないものも沢山ありますが、ある時期以降は数を稼ぐ為に無料ないし追加料金なしで見られるものは選り好みせずに全部見ているので、サンプリングとしてはそれなりに不作為で公平なものになっていると思います。

ともかくジャンルとして今こんな感じなんだそんな(に)作品があるんだと知ってもらって、少しでも興味を共有したいなというそういう企画です。(あと自分の頭の整理)
なお理由については今回は割愛しますが、僕は中国本土発のTVドラマのみに、見るべき特有の面白みを見出しているので、ジャンルの歴史的には先行する香港台湾のドラマ、及びそれらとの合作系の作品は、今回は除外させてもらいます。


1.製作年代別

まずはシンプルに、製作年代順に。
( )は中国国内的に大きな出来事、[ ]内は参考までに同年の代表的なアメリカドラマを挙げておきました。

(1978~ 鄧小平体制)
1980年代 (3)
1984 西遊記 ・・・[特捜刑事マイアミバイス、超音速攻撃ヘリ エアーウルフ]
1987 紅楼夢 ・・・[新スタートレック、マックス・ヘッドルーム]
1988 ラストエンペラー
(1989 江沢民体制発足)・・・"例の"事件による

1990年代 (9)
1990 中国儒学の始祖 孔子 ・・・[ツイン・ピークス、ビバリーヒルズ高校白書]
1991 楊家将、宋慶齢の生涯 ・・・[リーズナブル・ダウト 静かなる検事記録]
1992
1993 
1994 三國志演義 ・・・[ER緊急救命室、フレンズ]
1995 
1996 東周列国 春秋篇 ・・・[刑事ナッシュ・ブリッジス]
1997 (香港返還)
司馬遷と漢武帝、秦始皇帝 奇貨居くべし ・・・[アリーmyラブ、OZ/オズ]
1998 永遠なる梁山泊 水滸伝 ・・・[セックス・アンド・ザ・シティ]
1999 (マカオ返還)
大清帝國 雍正王朝 ・・・[ザ・ホワイトハウス、ザ・ソプラノズ]

2000年代 (23)
2000
2001 笑傲江湖 ・・・[24 -TWENTY FOUR-]
2002 (胡錦濤体制発足)
射鵬英雄伝/THE LEGEND OF ARCHING HERO ・・・[CSI:マイアミ]
2003 
2004 
天龍八部/HEAVEN DRAGON THE EIGTH EPISODE、漢武大帝、龍票 清朝最後の豪商、五月に香る槐の花 ・・・[LOST、Dr.HOUSE]
2005 大敦煌 西夏来襲、プロット・アゲインスト(S1盲目の少年)、神馬英傑伝 ・・・[プリズン・ブレイク]
2006 
大秦帝国、復讐の春秋 臥薪嘗胆、大明帝国 朱元璋、北魏馮太后、神雕侠侶/Condor Hero-The Savior Of The Soul、封神演義 ・・・[HEROES]
2007 
2008 (北京五輪)
クィーンズ 長安、後宮の乱、江湖の薔薇、射鵬英雄伝(新版)、遥かなる北の大地へ ・・・[ブレイキング・バッド]
2009 倚天屠龍記/Heaven Sword and Dragon Sabre、孔子、白蛇伝 転生の妖魔、我が弟 その名も順溜 ・・・[グッド・ワイフ]

2010年代 (70)
[前半42]
2010 (上海万博)
三国志/Three Kingdoms、紅楼夢 愛の宴、四人の義賊 一枝梅(イージーメイ)、美人心計 一人の妃と二人の皇帝、聊斎志異 梅女、茶館 激動の清末と北京の変遷 ・・・[ウォーキング・デッド]
2011 
宮 パレス 時をかける宮女、宮廷女官 若曦(じゃくぎ)、恕の人 孔子伝、則天武后 美しき謀りの妃、武則天秘史、風にはためく五星紅旗 ・・・[ゲーム・オブ・スローンズ、HOMELAND]
2012 (習近平体制発足)
大秦帝国 縦横 強国への道、宮廷の諍い女、隋唐演義 集いし46人の英雄と滅びゆく帝国、項羽と劉邦/King's War、曹操、絢爛たる一族 華と乱、女たちの孫子英雄伝、ムーラン、紫檀(したん)王 ・・・[ARROW/アロー]
2013 
月下の恋歌、イップ・マン、フビライ・ハン、岳飛伝/THE LAST HERO、謀(たばか)りの後宮、画皮2 真実の愛、名家の妻たち/The War of Beauties、賢后 衛子夫、天命の子 趙氏孤児、後宮の涙、二重スパイの男、闖関東外伝 ・・・[ハウス・オブ・カード 野望の階段]
2014 
武則天/The Empress、歓楽無双 恋する事件帖、鹿鼎記 ロイヤル・トランプ、秀麗伝 美しき賢后と帝の紡ぐ愛、トキメキ!弘文学院、金蘭良縁、風中の縁(えにし)、名家の恋衣、24の急カーブ 救援物資輸送の大動脈 ・・・[GOTHAM/ゴッサム、FARGO/ファーゴ]

[後半28]
2015 
瑯琊榜(ろうやぼう) 麒麟の才子、風雲起こす、武僧伝、雲中歌 愛を奏でる、花千骨 舞い散る運命、永遠の誓い、ミーユエ 王朝を照らす月、皇貴妃の宮廷、ハンシュク 皇帝の女傅 ・・・[Empire 成功の代償、MR. ROBOT/ミスター・ロボット]
2016 
擇天記(たくてんき) 宿命の美少年、射鵬英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー、三国志 趙雲伝、王女未央 BIOU、皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて、蘭陵王妃 王と皇帝に愛された女、女医明妃伝 雪の日の誓い、百錬成鋼、長征大合流 ・・・[ウエストワールド、MARS 火星移住計画]
2017 
琅邪榜<弍> 風雲来る長林軍、月に咲く花の如く、昭王 大秦帝国の夜明け、酔麗花 エターナル・ラブ、永遠の桃花 三生三世、花と将軍/Oh My General、孤高の花/General&I、開封府 北宋を包む青い天、麗王別姫 花散る永遠の愛、寵妃の秘密 私の中の二人の妃、神の手を持つ医師!喜来楽、清の能臣 于成龍 ・・・[ビッグ・リトル・ライズ、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語]
2018
2019


アメドラのチョイスは僕の好みというより、"時代"感のあるもの、当時"新し"かったり話題になったもの。

あくまで日本で普通に(DVD等で)見られる作品の範囲ではありますが、やはり鄧小平の「改革・開放」に導かれた1980年代に入って、いよいよ中国でも商業的テレビドラマが作られるようになったという、そういう流れではあるようですね。
1990年代までは、誰もが知っているような国民的伝統的ストーリー(『西遊記』『三国志』『水滸伝』等)の映像化と、映画の翻案(『ラストエンペラー』『新・少林寺』)やアメリカで言うところの"ミニシリーズ"ないし"テレビ映画"のような数話で完結する形式(『ラストエンペラー』『宋慶齢の生涯』『秦始皇帝 奇貨居くべし』)が主で、言わば独立ジャンルとしての「テレビドラマ」はまだ確立し切っていない印象があります。

2000年代に入って作品数もまあまあ増えて、(僕の見るところ)後の流れを決定するような先駆的な作品もいくつか作られていますが(『大敦煌』『大秦帝国』『クィーンズ 長安、後宮の乱』等)、やはり中国ドラマブームが本格化する、日本で見られる中国ドラマの数が爆発的に増えるのは、2010年代に入ってから。
ただ現在に至るも多くのドラマチャンネルや配信サイトでは、「韓流ドラマ」の副ジャンル、「アジアドラマ」の一種というような位置づけにとどまっていて、内容の充実に見合う認知は得られていませんね。そういう意味ではこれからですが、内容的には"黄金時代""最盛期"を、そろそろ「過ぎた」サインが出て来てもおかしくないのではないか、そんな風に思ったりもしている今日この頃です(逆に言えばそれくらい今が既に充実・成熟しているということです)。その日が来ることがなるべく遅れてくれるよう、英米と比べてもやはり分厚さが桁違いの中国の「文化」力に、日々祈りを捧げていますが。(笑)


2.対象時代別

次は視点を変えて別の種類の"歴史"、それぞれのドラマがどの「時代」(王朝)を描いているかで、分類してみたいと思います。
ちなみに同じ趣旨のことを過去にやっている人はやはりというか既にいて(「電視劇一覧」by小魚さん)、先輩!!(または師兄)という感じです。

神話時代&架空

超古代~架空
西遊記(1984)、紅楼夢(1987)、紅楼夢 愛の宴(2010)

架空・偽史
神馬英傑伝(2005)、白蛇伝 転生の妖魔(2009)、聊斎志異 梅女(2010)、画皮2 真実の愛(2013)、瑯琊榜(ろうやぼう) 麒麟の才子、風雲起こす(2015)、花千骨 舞い散る運命、永遠の誓い(2015)、擇天記 宿命の美少年(2016)、琅邪榜<弍> 風雲来る長林軍(2017)、酔麗花 エターナル・ラブ(2017)、永遠の桃花 三生三世(2017)、寵妃の秘密 私の中の二人の妃(2017)

殷~周
封神演義(2006)


歴史時代

春秋
中国儒学の始祖 孔子(1993)、東周列国 春秋篇(1997)、復讐の春秋 臥薪嘗胆(2006)、孔子(2009)、恕の人 孔子伝(2011)、女たちの孫子英雄伝(2012)、天命の子 趙氏孤児(2013)

戦国
大秦帝国(2006)、大秦帝国縦横 強国への道(2012)、ミーユエ 王朝を照らす月(2015)、昭王 大秦帝国の夜明け(2017)

戦国~秦
秦始皇帝 奇貨居くべし(1998)

秦~前漢
項羽と劉邦/King's War(2012)

前漢
司馬遷と漢武帝(1995)、漢武大帝(2004)、クィーンズ 長安、後宮の乱(2008)、美人心計 一人の妃と二人の皇帝(2010)、賢后 衛子夫(2013)、風中の縁(えにし)(2014)、雲中歌 愛を奏でる(2015)

新~後漢
秀麗伝 美しき賢后と帝の紡ぐ愛(2014)

後漢
ハンシュク 皇帝の女傅(2015)

後漢~三国
三國志演義(1994)、三国志/Three Kingdoms(2010)、曹操(2012)、三国志 趙雲伝(2016)

十六国
孤高の花/General&I(2017)

南北朝
北魏馮太后(2006)、後宮の涙(2013)、蘭陵王妃 王と皇帝に愛された女(2016)、王女未央 BIOU(2016)


ムーラン(2012)

隋~唐
隋唐演義 集いし46人の英雄と滅びゆく帝国(2012)


則天武后 美しき謀りの妃(2011)、武則天秘史(2011)、謀(たばか)りの後宮(2013)、武則天/The Empress(2014)、トキメキ!弘文学院(2014)、麗王別姫 花散る永遠の愛(2017)

北宋
楊家将(1991)、永遠なる梁山泊 水滸伝(1997)、天龍八部/HEAVEN DRAGON THE EIGTH EPISODE(2004)、大敦煌 西夏来襲(2005)、岳飛伝/THE LAST HERO(2013)、武僧伝(2015)、花と将軍/Oh My General(2017)、開封府 北宋を包む青い天(2017)

南宋
射鵬英雄伝/THE LEGEND OF ARCHING HERO(2002)、神雕侠侶/Condor Hero-The Savior Of The Soul(2006)、射鵬英雄伝〈新版〉(2008)、射鵬英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー(2016)


倚天屠龍記/Heaven Sword and Dragon Sabre(2009)、フビライ・ハン(2013)

元~明
大明帝国 朱元璋(2006)


笑傲江湖(2001)、四人の義賊 一枝梅(イージーメイ)(2010)、絢爛たる一族 華と乱(2012)、月下の恋歌(2013)、歓楽無双 恋する事件帖(2014)、金蘭良縁(2014)、女医明妃伝 雪の日の誓い(2016)

清[前・中期]
大清帝國 雍正王朝(1999)、宮 パレス 時をかける宮女(2011)、宮廷女官 若曦(じゃくぎ)(2011)、宮廷の諍い女(2012)、鹿鼎記 ロイヤル・トランプ(2014)、皇貴妃の宮廷(2015)、皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて(2016)、清の能臣 于成龍(2017)


近・現代

清[後・末期]
龍票 清朝最後の豪商(2004)、江湖の薔薇(2008)、闖関東外伝(2013)、月に咲く花の如く(2017)、神の手を持つ医師!喜来楽(2017)

清~中華民国
ラストエンペラー(1988)、五月に香る槐の花(2004)、遥かなる北の大地へ(2008)、茶館 激動の清末と北京の変遷(2010)、イップ・マン(2013)、名家の恋衣(2014)

清~中華民国~中華人民共和国
宋慶齢の生涯(1991)

中華民国
我が弟 その名も順溜(2009)、紫檀(したん)王(2012)、名家の妻たち/The War of Beauties(2013)、二重スパイの男(2013)、24の急カーブ 救援物資輸送の大動脈(2014)、百錬成鋼(2016)、長征大合流(2016)

中華人民共和国
プロット・アゲインストS1盲目の少年(2005)、風にはためく五星紅旗(2011)


『西遊記』も『紅楼夢』も、本編に当たる部分は"歴史時代"的描写が主なんですが、オープニングに神話的な起源話ががっつり入っているので、こういう分類に。『封神演義』も天界ありきの話ではありますが、一方で「殷末」「紂王」という人間界の具体的状況と大きく絡んだ話でもあるようなので、また少し別な扱いに。西遊記も"唐"と言えば唐なんでしょうけど・・・
それはそれとして、いいでしょ?(笑)この扱い範囲の広さ、細かさ。それだけでも楽しい。「大河は結局戦国と幕末ばっかり」(最近はそうでもないのか)と、お嘆きの貴兄に。(笑)

「史劇」「時代劇」の定義は、僕は少し広く取っているかも知れません。具体的には"近・現代"として示した舞台設定のものは、中国側では「古装」(時代劇の中国での言い方)とは分類されない場合もあるようですが(というか多分、単純に「古」い「装」いかどうかで分けてるっぽい)、ただ日本を含む西側ドラマと基本的には同じような作りになっているずばり"現代劇"と比べると、やはり"昔"の話であるしその時代の中国ならではの日本人には馴染みの無い状況や描写が見られる、それゆえに独自の見る価値も見出せるいい意味での「歴史」(劇)作品と、実用的には定義していいように思います。
多少の偏見込みで言うと、「改革開放」以前の中国は、ひっくるめて"昔"というか。(笑)

挙げた中で一番新しい時代設定のものは、第二次大戦終結後の共産中国の核開発に貢献した中国人科学者たちを描いた『風にはためく五星紅旗』ですが、製作は2011年ともう十分に新しいにも関わらず、やはり「現代劇」として見るのは少し難しいところがありました。日本の同様に"戦後"を描いた作品と比べてもね。"現代"との連続性の薄さを感じるというか。

面白いんですよね、日中戦争前後の時代の話とかも。日本も関わっている他人事ではない(笑)深刻な状況を描いているにも関わらず、やはりその「時代」そのものを見る、その時代ならではのリアリティ・生活感を味わえる、正に「時代劇」の楽しさがある。所謂西側的な「戦争映画」(ドラマ)とは、絶対年代的には重なっていても、明らかに何か違う性格・内実を持っている。もっと余裕があるというか。
やはりいい意味で「距離」感があるからではないかと思いますが、時間的に。"近代化"が遅れた恩恵と言ってしまうと、ちょっとあれですが(笑)。歴史が抽象化されていない、単純化されていない。

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Posted on 2019/02/13 Wed. 20:15 [edit]

category: 全般

thread: 中国ドラマ - janre: テレビ・ラジオ

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海外ドラマのプロデューサーたち(米国編) :2003年  

NCIS ネイビー犯罪捜査班(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Donald P. Bellisario ・・・(超音速攻撃ヘリ エアーウルフ、犯罪捜査官ネイビーファイル)
Don McGill
Executive producer
Donald P. Bellisario
Gary Glasberg ・・・(女検死医ジョーダン)
Shane Brennan
Chas. Floyd Johnson ・・・(犯罪捜査官ネイビーファイル)
Mark Horowitz ・・・(天才少年ドギー・ハウザー)
Mark Harmon
Frank Cardea
George Schenck
製作
David Bellisario
Avery C. Drewe


ご存知(?)Donald P. Bellisarioの軍隊(海軍)大好きシリーズですが、思ったほど『ネイビーファイル』組一色というわけでもないですね。"David Bellisario"は確認は出来ませんが、7人いるらしい子供さんの、Wikiには載ってない一人ですかね。(笑)
"Mark Harmon"は勿論、主演の俳優さん。


コールドケース(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Meredith Stiehm
Executive producer
Meredith Stiehm
Jerry Bruckheimer ・・・(CSI:科学捜査班、CSI:マイアミ)
Jonathan Littman ・・・(CSI:マイアミ)


"Created by"には入っていませんが、この作品が『CSI』人脈で作られているというのは、何となく分かりますね。あの独特の少し禁欲的な暗さ。堅実だけど微妙に単調な感じ。映像の手触り。


NIP/TUCK マイアミ整形外科医(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Ryan Murphy
Executive producer
Ryan Murphy
Brad Falchuk
Lyn Greene
Greer Shephard
Michael M. Robin
Richard Levine
Sean Jablonski
Jennifer Salt


整形外科業界の醜悪な面を、妙な粘り強さで延々描いているある種突き抜けた作品で、通常なら必ず"製作"(producer)という、恐らく局側から派遣された人材がくっついているFOX作品にも関わらずその表記が無いのは、よっぽど頑張って独立性を保ったのかなあと思ったら、そもそもが"FX"というFOX"傘下"の独立局の作品なんですね。FOXそのものではない


ラスベガス(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Gary Scott Thompson


カジノの警備部署の活躍を描いた作品で、割りと面白いけど普通の規格品ドラマだなと思って見ていたんですが、一人の製作総指揮者が仕切っている"個人的"なタイプの作品のようで、結構意外でした。


トゥルー・コーリング(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Jon Harmon Feldman
Executive producer
Jon Harmon Feldman
Marty Adelstein
Neal H. Moritz
Dawn Parouse
R. W. (Bob) Goodwin


こちらも「製作」抜きFOXですが、FOXの中でも"Fox Syfy"というカテゴリーで、これも扱いはFOX本局と違うようですね。


エンジェルス・イン・アメリカ(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Mike Nichols
Cary Brokaw
製作
Celia D. Costas


Wikiの方には「製作総指揮」にあたるクレジットが無いので、"Created by"なのか"Executive producer"なのか分かりません。
ただ"Mike Nichols"というのはこの作品の監督でもあるので、恐らくは"Created by"の方だろうと思います。
尚HBO作品なので、「製作」がついていること自体にFOX的な作品の性格を制限する意味合いは無いはず、通例通り。


The O.C.(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Josh Schwartz
Executive producer
Dave Bartis
Bob DeLaurentis
Doug Liman
McG
Stephanie Savage
Josh Schwartz
製作
Loucas George
John Stephens
Mike Kelley
David Calloway ・・・(刑事ナッシュ・ブリッジス)


One Tree Hill(2003) (日Wiki) (英Wiki)

製作総指揮・企画
Created by
Mark Schwahn
Executive producer
Mark Schwahn
Michael Tollin
Brian Robbins
Joe Davola ・・・(ヤング・スーパーマン)
Greg Prange
Mark B. Perry
製作
Maureen Milligan
David Blake Hartley
Kelly R. Tenney
Les Bulter
David Strauss
Mike Herro
Karin Gist
Adele Lim
R. Lee Fleming Jr.
Lynn Raynor
John A. Norris
Roger Grant


"青春"もの二つは、まあ見た目通りというか、伝統的ネットワークドラマのフォーマットで作られているよう。
『One Tree Hill』はその中で、内容的には結構頑張っていた印象でしたけどね。特に脚本は、色々と"主流"アメリカ文化に色々と言いたいことがありそうな感じでした。出来れば違うフォーマットで作りたかった作品ではないかと。


Posted on 2019/02/06 Wed. 20:29 [edit]

category: 海外ドラマのプロデューサーたち(アメリカ編)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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今週のスカパードラマセット(’19.1.19-2.1)  

今AXNでやってる『SUITS/スーツ』(S6)って、"新シーズン"なんですね。
年がら年中再放送してるので、気が付かなかったです(笑)。キャッチアップを待ちます。


刑事★コムラッド ~同志に別れを~ #2『袋小路』,#3『パンはパン』 (AXN)

2話3話と付き合ってはみましたが、"そういう企画"なんだなという以上の見どころが見出せなかったので、切り。
本当に「ルーマニアドラマ」ならば、野暮ったさも含めての味として見ることも出来るかもしれないですけど。
むしろ「映画」だった場合の方が、笑って見られるかも。それこそ『パルプフィクション』的な感じで。
連続ドラマ形式だと、クドく感じてしまいます。


ブリーク・ハウス #5,#6(終) (AXNミステリー)

結局何がメインだったんでしょうね。ジリアン・アンダーソン(が演じる役)の"哀しみ"
後はまあ、"愚かな人たち""下劣な人たち"の、カタログ
一般には"19世紀文学"の大きな機能として、そういう「カタログ」性というものはあると思いますが、それならあの"裁判にこだわって自滅した"相続人(男の方)は、もっと非情に描いて良かった気がします。なんだかんだ"可哀想な人"みたいな感じで最後死んで行ったのが、僕的には気に入らないかな。中途半端に感じたというか。全く同情する気無いんですけど(笑)、個人的に。
最終的には何と、あの爺さん貴族のジリアン・アンダーソンへの「愛」の真正性が、一番印象に残る終わりになって、びっくりしました(笑)。オチ担当この人ーーー?(笑)


リゾーリ&アイルズ S6#17『ボム・ボヤージュ』,#18『銃声』(終) (FOX)

結局このシーズンは、コーサックに救われたシーズンだったかなと。
コーサックとジェーンの間に流れる感情の真実性が、いつも一番説得力があったというか。
いなくならないでえ、コーサック。(笑)
"ラスボス"女の人物像というか小物感は少し意外ではありましたが、毎度毎度頭のおかしい天才犯罪者ばかりではさすがにアメドラもどうかと思うので、これはこれでありかなと。"警察一家"の(落伍者への)思いやりの無さは、結構強烈な描かれ方をされていましたね。"警察"ドラマなのに。公平な感じでいいと思いますが。


スノーフォール S2#8『裏切りと友情』,#9『余波』 (FOX)

お前はよくやったよ、フランクリン。
なぜだか全然責める気になれない僕です。
違う環境に生まれたら、普通に起業で成功しそうなタイプに感じますが、この作品の場合でも実は"地域"への貢献感情みたいなものはしっかり存在している感じで、それはそれで立派に見えます。自分だけ脱出しようとすれば、多分出来たはずだと思いますから。
同様にルシアも責める気にはなれないです。結果フランクリンを陥れてはいますが。
何度も言いますが、"懸命に生きている"人たちの話ですよねこれは。


Posted on 2019/02/02 Sat. 21:51 [edit]

category: "今週の海外ドラマ"

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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’19.1月の海外ドラマ(中国、スペイン、英米)   

(ほぼ)中国ドラマ専用アカウント(@youka2019)を作りました。
ただこの記事自体は、より広く"海外ドラマ"ファンに向けて書いている感じです。


新しく見始めたもの

AbemaTV

『擇天記』(中国)

Abemaで無料配信中なので、今からでも誰でも見られます。中国ドラマ未経験者は是非。今の水準が確認出来るはず。
中国ドラマお得意の"ファンタジー史劇"ですが、見たところ「史劇」性はほぼ無いようですね。一応「周」という国名は出て来ますが、多分「人間が神に近くあった頃の国家」の代表的なイメージとして使っているだけだろうと。一方でもっと後代の官僚制度や教育制度が整った国家のイメージもありますし、とにかく色々集めて完成度の高い、象徴的な"中国"を作ってみたという感じ。
そうした舞台で圧倒的に美しい映像とそれに負けない美男美女と、剣と魔法と武術理論と権力闘争ともちろん愛と、一通りの"メニュー"は全て揃っていますが、僕が特に強調したいのは主人公の魅力ですかね。日本の少年漫画を読み慣れた人なら、この主人公の"崇高なお人好し"の魅力と価値は、すぐに分かるはず。その中でもかなり稀に見る魅力的な、心から応援したくなる主人公だと思います。
中国ドラマのお約束を知っていれば尚楽しいですけど、知らなくても問題なくクオリティの高さは分かるだろう、お勧めの作品です。

CCTV大富(放送)

『24の急カーブ』(中国)

日中戦争を、"国民党"軍側を主人公として描いた、多分結構珍しい作品。
基本戦っているのは日本軍やその工作員となんですが、どうも"共産党"軍からのスパイ活動もあるようなので、基本的に悪く描けないはずのそこらへんの描写をどうするのかも、興味深いです。
本質的にゲリラである共産党軍と違って国民党軍は一応時の「政府」ではあるので、米軍がかなり全面的に協力しているのが要素としては新鮮ですかね。ただそんなに"政治"的な作品ではなくて、"戦う男たち"(ただし女性も大活躍)の割りと愉快な(笑)普通の人間ドラマです。

『ビッグファミリー』(中国)

中国の都市部における厳しい住宅事情を背景に、住民たちがあの手この手で望みの住環境を手に入れようとドタバタを繰り広げるホームコメディ。現代中国の家族関係と役所の役割の描写が面白いです。
主人公はえらく品の良いお人好しの塾講師のおじさんで、"あの手この手"には消極的なんですが、それで結構ちゃんと話が回っている、脚本技術的にもなかなかの作品ではないかと。

アジアドラマチックTV

『サンセットストリート』(中国)

こちらも(若者の)現代都市風俗を背景とした、おしゃれなソフトBLものという感じの作品で、とても僕が見る作品とは思えないんですが(笑)存外いいです。
風俗がおしゃれ、というだけでなく、ドラマ自体が風通しが良くてでもツボもしっかり抑えていて、本質的な意味で"おしゃれ"な感じ。掘り出し物でした。

CCTV大富(オンデマンド)

『先に結婚 後から恋愛』(中国)

出会ったその日にやけくそ的に電撃婚してしまった男女が徐々に愛を育む話という、これも書いていて何でこんなの見ているんだろうという感じですが(笑)、結構面白いです。
登場人物はどちらかというと全て類型的なんですが、その"類型"の中身がやたら丁寧に生き生きと満たしてあって、何かこう、"不意打ち"的な感動をちょいちょいさせられます。舐めてるとやられるというか(笑)。地味に凄く腕のあるスタッフだなと思います。



引き続き見ているもの

チャンネル銀河

『イサベル~波乱のスペイン女王~』(スペイン)

"女王"になったイサベルですが、王国の内情はいつまでたってもえらく苦しい・不安定で、毎話綱渡りの連続でよくこれでもったよなあと感心しながら見ています、
"ハラハラ"のレベルはとっくに越えて、何で崩壊しないのか逆によく分からない感じです。(笑)

CCTV大富(放送)

『茶館』(中国)

見た目のんびりした作品なんですが、作中の時間内であっさり清が倒れてしまったので、その前後の庶民の暮らしがどう変わったかという、予想外に珍しいものを見ることが出来ました。

『闖関東外伝』(中国)

止まらない中国版西部劇。管家は今日もみんな大騒ぎ。
正確には、"東北"部劇ですが。

『清の能臣 于成龍』(中国)

止まらない康熙帝の無茶ぶり。ありがた迷惑な贔屓の引き倒し。
さすがにそろそろ、于成龍も力尽きそう。(笑)

CCTV大富(オンデマンド)

『臥薪嘗胆 ~復讐の春秋~』(中国)

どうやら"臥薪""嘗胆"もしないらしいんですが、もっとえぐい受難がこれでもかと越(えつ)の君臣たちに降りかかり続けます。ようやく越に帰れて、あと残り10話。

『「滲透」 ~二重スパイの男』(中国)

こちらもかなり時間がかかってようやく"宿敵"の「人間性」が露になって来て、これからいいところ。残り10数話。



見終わったもの

LaLaTV

『永遠の桃花 ~三生三世~』(中国)

あれ?これ一本か。
実は最終2話を見逃しているので、後でDVD借りて見ます。


ちょっとだけ見たもの

『パトリック・メルローズ』(スターチャンネル、イギリス・アメリカ合作)

"スターチャンネル"というか、BSスカパーで1話だけ。
"上流階級の父子の確執"と全く同じ比重で(「子」の方の)"薬物中毒者の日常"を描いた、結構えぐい作品。
まあまあ面白かったです。

『ママ、がんばって』(CCTV大富オンデマンド、中国)

中国版昼ドラ。
"昼ドラ"という共通性で、ほとんど日本のドラマを見ているのと変わらない感じに見えるのが少し面白かったです。
"昼ドラ"は世界の共通語?(笑)


"ちょっとだけ"パターンは実は他にも膨大にあるんですが、膨大過ぎるのでまた別枠で。


Posted on 2019/02/01 Fri. 20:52 [edit]

category: 最近見た海外ドラマ

thread: 中国ドラマ - janre: テレビ・ラジオ

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