死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

『ライ・トゥ・ミー』(2009)  




『ライ・トゥ・ミー』(FOX & AXN) (Wiki)

内容

たった0.2秒間に、人間が無意識に見せる表情やしぐさ。“微表情”と呼ばれるそれには、心の奥底に秘められているはずの真実が隠れていた!
そんな微細な動きを読み解く“微表情研究の第一人者”カル・ライトマン博士の研究所には警察や各省庁から依頼が殺到。研究所のメンバーと共に、事件捜査や人物の査定など、あらゆる事柄の真実を追求していく! (AXN公式)


感想

・邦題が複数ありますが、「ライ・トゥ・ミー」としか認識していません(笑)。全3シーズン。
・かなり好きな作品なんですが、構造的には"量産型"で、よく考えるとそんなに書くことはないかも。
この前ちらっと言ったように、'05年の『Dr.House』(の成功)を手本に作られたのと思しき、思い切って破綻した性格(というか人当たり)の"天才"独裁者主人公を前面に押し立てた、知的な謎解きもの。
・ハウスは「病気」を、ライトマンは「行動」「性格」を独創的に分析して、事態の本質を探り当てる。
・まあハウスの場合は病気の("治療法"以前に)"全体像"そのものを確定する、かなり哲学的とも言えるプロセスを含んでいましたが、ライトマンの場合は要は"誰が嘘をついているか"という話なので、少し浅いと言えば浅いか。
・"どうしてそういう嘘をつくのか"という意味論も含まれてはいるので、そこに若干の思索的要素もありますが。
・超横暴な主人公とそれをサポートする"微妙"な関係の女上司、それぞれ優秀だけど下僕のように使われる部下・研究生たちという人間関係は、『ハウス』そっくり
・ただし主人公をたしなめる常識人役は、ハウスの同僚医師よりライトマンの娘の方が、かなりキャラとして強力。(笑)
・実際この父娘関係のファンは、多いのではないかと思います。こんな賢い娘が欲しいし、一方でこんな無茶苦茶ではあるけれど話せば通じる父親も、いたら多分嬉しいだろうと思います。(笑)
・...もう一つ"似てる"と言えば、ライトマン研究所の"秀才の集まる独自機関"感は、同じく'05年に始まった『BONES』スミソニアンの風景にも似ている気がします。
・色々つまり"鋳型"はあるんでしょうが、そこに"流し込まれた"ものはかなり良質で、楽しめました。
『プラクティス』のリンジー役だった人は、やっぱり凄く上手くて"振り回され方"に味があるし、部下のラテン系の女の人も、恋人の女刑事も、それぞれに良かった。
・共通するのは、「物凄く失礼だけど物凄く有能で言っていることはとりあえず正しい男」に対する、怒るべきか怒るべきでないのか、どう反応すべきか葛藤するそれぞれに優秀ではある女たちの"反応"の面白さで。(笑)
・結局いつまでも"子供"でありたい男とさっと大人になってしまう女との間の、宿命的な構図というか単に男の願望というか。(笑)
・ちなみにヒッチコックもこの「失礼男と葛藤女」構図が大好きで、繰り返し取り上げてますね(笑)。(『鳥』など)
・まあただちょっとライトマンは、ハウスに比べても"わざわざ"やってる感が少し強くて、そこらへんが鼻について、今いち人気が出なかったのかなとか。
・ハウスにあった、そう振る舞わざるを得ない逆接的な良心の苦しみみたいなものは、あんまり感じられない。
・「型にはめに行っている」演技というか。
・まあでも面白かったです。もっと続いて欲しかった。
・娘の彼氏との関係も面白くなり出してたし、"女上司"との関係もいよいよ進展の気配が見えていたし。
・打ち切り残念でした。


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Posted on 2017/04/07 Fri. 17:35 [edit]

category: 1900年代-2009年のドラマ(アメリカ)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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