死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

これはちょっとまた違う"北欧ドラマ" ~『ブラック・ウィドウ 黒衣の人妻たち』(2014)[フィンランド]  

black_widow


『ブラック・ウィドウ 黒衣の人妻たち』(AXNミステリー) (allcinema)

内容

フィンランドのTV局(Nelonen)史上で最高視聴率を獲得したドラマシリーズ!
ヴェーラ、キルシ、ヨハンナの仲良し主婦3人は、夫に対して不満を抱えていた。彼女たちは第2の人生を謳歌するため、共謀して夫たちを事故に見せかけて殺害する計画を立て、旅行先でボートを爆破させる、という大胆な行動を実行することに。事故後の事情聴取も想定し、用意周到に仕組んだ殺害計画。夫を事故で失った不憫な未亡人として一度は捜査線上からはずれたかに見えた彼女たちだったが…。(公式より)


感想

・全10話。
・いや、なかなか面白かったです。
・割りと"エロティック・サスペンス"風な宣伝のされ方をしていて、実際冒頭シーンはなんか女3人のこってりまったりした感じの雰囲気で、どっか南米のドラマかしらと思ったくらいでしたが。
・最終的には特にそんなことはなく、むしろ冴え冴えとした印象の方が強い、"北欧"フィンランドドラマでした。
・まあ分からないですね、言葉だけ聴いていても、どこか知らない国の言葉だと思うだけで。
・フィンランド人(フィン人)は北欧の中では唯一アジア系だという予備知識はありましたが、ドラマでも割りと黒髪の多い印象はありましたがだからといってアジア人にはやっぱり見えない。(笑)
・となると"黒髪の白人"で、"南米"という冒頭の印象になってしまうんでしょうが。
・まあ"エキゾチック"というよりは"国籍不明""民族混淆"という感じで、そういう意味では「北欧ドラマ」感は薄い。
・そもそも多分、ドラマとして、スウェーデンものとかと比べてもそんなに"北欧"売りする意図は無い感じ。"フィンランドで最高視聴率!"という触れ込みですが、基本、国内向けに作った作品かも知れませんね。
・その中でこれはひょっとしたら"海外"視聴者向けなのかしらんと思えるのは、フィンランドの数少ない文化的"特産品"(笑)、「ハノイ・ロックス」のヘヴィ・ローテーション。(笑)
・そりゃ確かにそれしか知らないけど、ほんとに今でもフィンランド人聴くのかいなという。(笑)
・ちなみに向かって左側の、一番怖そうなおばさんのお気にです。(笑)
・しかもマリブビーチナイトメアとはまたベタな。



・製作者は特にファンではないと見ました。(笑)
・ちなみに日本だったらこういうところで、YMOとかがかかるんですかねやっぱり。(笑)

・内容的には・・・どう言ったらいいのかな?
・上で言ったように、そんなに"海外"とか"普遍"とかを意識した作り方には見えません。
・でも一方で、僕のお気に入りのオーストリア『お葬式~』のように、開き直ってローカルな作りでもない。(いや、あれはあれで戦略の部分もあるんでしょうが)
・あくまで真っ当とというか、ニュートラルというか、一つの作品を一つの作品として、取り組んで掘り下げて、その中に土地柄も時代背景に自然に入って来たりもするという、そういう感じ。
・実に堂々たる作り方で、殊更"フィンランド"を売りにせずとも、米英のドラマと互角にやれそうなそういう迫力。
・逆にどこが特にユニークということもないんですけど、"自分"を掘り下げれば人はみんなユニークみたいな、そういう意味でのユニークさというか、自立した個性が感じられます。"個体"性と言った方がいいかな?
・「独自のスタイル」があるわけではないけれど、僕が批判的に取り上げた"東欧ドラマ"群のような「英米のなぞり」感は全く無いですね。
・...想像ですけど、フィンランドの(国内)ドラマ界は、他の北欧諸国や東欧諸国と比べて、より充実しているというか完結性が高いのではないかなと。
・"海外"を意識しなくても、十分に成立しているというか。
・後は・・・"アジア系"なんて話もあるように、「北欧」の中でも比較的孤立した文化を持っている、保っているとか。そういうことは、ありそう。
・とにかく予想外にしっかりしたドラマで、楽しめました。
・「安心して」というか。(笑)
・自分も"フィンランド人"になって?
・"ミステリー"としては、「事件」の解明自体は、比較的あっさりというか、淡々と進みます。
・むしろそれはそれとしての「事態」の収め方が、あちらこちらの人間関係の変化もあって、収まりそうで収まらない、どうしたら幸福の最大化が出来るんだろうというそういう「謎」、バランスのふらつきが、ドラマの進行をリードしている感じ。
・何か賞を取ったらしいですが、なるほどなかなか高度なシナリオだと思います。
・結末はちょっとあっさりしているというか、振出しに戻っちゃったなあという感じで少し拍子抜けでしたけどね。
・主人公たちが「殺人犯」であるという、途中でほぼ忘れてしまいますが(笑)動かせない前提を、特に倫理的に処理する為に、ああいう示唆的な感じになったのかなあとは思いますが。
・"幸せ"にはしづらい、でも露骨に"罰する"モードにも今更なれない、それで・・・という。
・もうちょっと、何とかして欲しかったなあ。バラすならもっと早くバラして、そこから"和解"を進める方向が良かったかな?
・ネタバレになるので、これ以上は言えませんが。

キルシが終始お馬鹿過ぎるのもちょっとね。そもそも友達にならんだろというか。(他の二人と)
・そういえば警察の"汚職"の処理も、うやむやのままだな。
もう2,3回あっても良かったんじゃないですかね、視聴率良かったのなら尚更。
・まあそこらへんの事情は分かりませんが、良いドラマだったのは間違いないです。
・そういえばなんか、合気道道場のシーンが何回かあります。割りと本格的にやっている(流行っている)感じ。ふーんという。
・"柔道"じゃないところに"本気"感というか。(笑)


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Posted on 2017/10/04 Wed. 19:07 [edit]

category: その他の国のドラマ(及び合作)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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