死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

『偽りの太陽 ~Low Winter Sun』(2013)  




『偽りの太陽 ~Low Winter Sun』(FOXスポーツ&エンターテイメント) (allcinema)

内容

英国アカデミー賞受賞作のUS版!!
「善」と「悪」の境界線があいまいになったデトロイト警察を舞台に起こる殺人、裏切り、復讐...警察組織の腐敗と一人の刑事の苦しみや葛藤を描いた作品。
デトロイト警察の刑事“フランク・アグニュー”の恋人が突如失踪する。復讐の為、フランクと同僚刑事が別の刑事を殺害するところから物語は始まる。完全犯罪と思えたこの事件が、人生を大きく変えてしまった・・・
そして彼の人生はデトロイトの闇へと突き落とされる・・・。
(公式)


レビュー

明けましておめでとうございます
・...と、いうようなこととは関係無く(笑)、今年もこつこつと気が向いた時に、書いて行く予定です。
・需要がどれほどあるかは謎ですが、何より僕が書きたいので、"遺言"として残しておきたいので。
・半生変わらず楽しませてくれている、海外ドラマというジャンルへの感謝のしるしとして。

・とはいえ新年一発目でまだ頭もあんまり立ち上がってないので、余り思い入れの無い作品をチョイス。
・特に問題無く、1シーズン見通せた作品ではありますが。
"2006年イギリス、ミニシリーズドラマとして賞を獲得した同名の作品「Low Winter Sun」のリメイク作品"
・見ている時にそれを意識していたかというと・・・どうだったかな?
・知っていたかもしれないけど少なくとも見続ける上で、そのことがプラスにもマイナスにも働いてはいなかったと思います。
・つまりそれだけ違和感無く、"アメリカ"作品になっているように見えたし、"背景"抜きで集中して見られるクオリティを持っていたということ。
・とにかくイギリス版は見ていないので、それ前提での感想です。

・漫画や小説の映像化程ではなくても、やっぱりリメイク、特に国籍変えてのリメイクとなると、オリジナルを知っている立場からはなかなかややこしい感じにはなりますよね。
・最近は"アメリカ版"が製作されるケースは、気持ち増えて来た気がするんですけどどうなんでしょうか。
・例えばスウェーデン・デンマーク合作『THE BRIDGE/ブリッジ』('11)のアメリカ『ブリッジ ~国境に潜む闇』('13)の場合は、ある意味とても忠実なリメイクだと思いますが、逆にそれが"スウェーデン・デンマーク"と"アメリカ"の風土の違いを際立たせてしまっていたというか、要はほんとにただのコピー、"物真似"に見えてやり切れなくて、僕は第1話だけでギブ・アップしてしまいました。
・逆にちょっと古い作品ですが『心理探偵フイッツ』などの場合は、'93のオリジナルのイギリス版よりも、'97のアメリカのリメイク版の方が僕は好きなくらいですね。
・基本構造は変わらずに、イギリス版が持っていたごちゃごちゃした余計な情緒を、アメリカ版がぐっと削ぎ落としてソリッドにしてくれた感じで、見応えは変わらないまま見易くなったという、そういう印象。
・そういう場合もあります。"アメリカ"化には。
・まあ一般的には、"軽くなる""味が失われる"ということで、多分英欧ドラマのファンからは、歓迎されない場合の方が多いような気がしますが。

・この作品の場合は・・・どうなんでしょうかね。
・勿論既に言ったようにオリジナルを知らないので、比較は出来ないんですけど。
・ただ何というか、次々起きる事件の陰惨でやり切れない感じと、舞台となる"デトロイト"の荒廃した雰囲気が実にフィットしていて。
・なんか凄く"オリジナル"感があるというか、正に"ここで"起きた事件のようにしか見えないというか。
・地理的に近い"異国"であるカナダと行ったり来たりする設定も凄く効いてたと思うんですけど、あれはイギリス版だとどうなってるのかな。
・とにかく何か、単なる(ヒットを当て込んだ)"リメイク"というよりも、制作者が"魂"でオリジナル作品の核にタッチして、受け止めて、それを自分のよく知っている環境で"自然"に再生したという印象の作品。
・オリジナル版そのものの中に、何かとても普遍的なものがあって、それが国を変えても再生可能だったというか。
・一つには多分、"ギャング"や"下層"階級の世界に、国籍を問わない共通性があるということかなとも思いますが。
・それに接する警察の、苦労や困惑や、知らず受けてしまう影響も含めて。
・ああとしか反応のしようが無い世界というか。
・まあ推測です。(笑)
・いずれオリジナルを見る機会があれば、全然違う感想になってしまうかも知れませんが。
・とにかく十分に切実さ・臨場感を感じさせる、よく出来た作品だったと思います。

・ではなぜ「普通」という評価なのか。
・まあ多分、"普遍的"過ぎるのかな。
"分かり切っている"ことを、丁寧に再現されている感じで、あんまりある程度以上興奮したりはしないという。
・その「再現」感には、やはりどこか、"リメイク"の弱味は隠れているのかも知れないとも思いますが。
・なんか危なげなさ過ぎるんですよね、"クライム・サスペンス"の割りに。
・安心して見られるというよりも、"どうせ駄目"だろう、救われないだろうと、最初から諦める感じになるというか。
・希望を持たなければ、絶望もしないという。
・その"落差"こそが、サスペンスでありエンターテイメントなはずですが。
・その意味で少し、物足りない。
・職人的過ぎるというか。
・ただドラマとしてはしっかりしていて、また描かれている感情そのものにはきちんと訴求力があるので、"駄作"とはとても言えない。
・こういうのがもしイギリスドラマだと、俳優の演技や演出のイギリスならではの味わいで、何かそれ以上の感動を呼び起こしたりするのかも知れませんが。
"アメドラ"としては、少し地味かなあと。決定打に欠けるというか。


他の人の感想

無し。(笑)
2chスレッドやツイートならちらほらあるんですけど、まとめて書いている人は見当たらない。
やはり地味なんでしょうね。"リメイク"というのも弱いし。
見る"気"になるのが、難しい作品ではあるかも知れない。
見る価値はあると思いますが。見たら見たで
逆にこの僕のエントリーは、いずれ"貴重"なものになる可能性が無きにしもあらず?(笑)
イギリス版が輸入されでもしたら、少しは話題になるかな?


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Posted on 2016/01/03 Sun. 13:03 [edit]

category: 2010-2014年のドラマ(アメリカ)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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