死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

スタッフ自身が"ブラインド"? ~『ブラインドスポット』(2015)  

『MURDER IN THE FIRST/第1級殺人』のシーズン2、やたら面白そうな始まりでした。
ひょっとしてやっぱり傑作なんですかねこのシリーズ、今更ですが。(笑)

よく考えるとブログの紹介文にある「ドラマセット」内の作品をしばらくやってなかったので、思い出したように。
あんまり面白くなかったのでスルーしようかなとも思ってたんですが、一応は1シーズン最後まで見ました。




『ブラインドスポット』(AXN) (Wiki)

内容

NYのタイムズスクエアで発見された持ち主不明のバッグ。中から出てきたのは、全身をタトゥーで覆われた全裸の女性。しかも彼女は記憶を失っていた。
タトゥーの一つにFBI特別捜査官カート・ウェラーの名前が彫られていたことから、ウェラー率いるチームが事件を担当することに。そして個々のタトゥーが、これから起きる凶悪犯罪を解く暗号であることに気付いた時、事件は驚愕の展開を見せる! (公式)


感想

・衆人環視の公道上に放置されたバックから出て来るのが、何と生身の人間であるという衝撃性・意外性、そしてそれが全身タトゥーに覆われた全裸の美女であるという、キャッチーさ、
・オープニングは、多少のあざとさは感じられつつも、誠にワクワクさせるものでした。
・続くタトゥーの読み解き、それが予言する事件の意味と関連性の謎も、知的な期待感は十分でした。
・でもが悪かった、"続"かなかった。

・一言で言えば、地味なんですよね。
・人物も地味、展開も地味、これだけの大ネタを初めに持って来ておいて、作り方は"良心的な佳作"みたいなそんなショボショボ感。
・別に良心的は良心的でいいんですけど、出しどころがあるだろうという、"良心"の。
・ケレンで始めたならばケレンで行け、少なくともカマして期待させた責任は取れ。
・必要なのはそれこそ『ブラックリスト』のようなスピード感ハッタリで、日常だの個人的苦悩だのは、あくまで間間に挟む程度にとどめるべき。
・キャラとしては好きでしたけどパターソンの彼氏とか、何であんなにフィーチャーしなければならないのか。
・結局別に事件に関係があるわけでもないらしい、局お抱えのカウンセラーとか、登場させる意味自体分からない。
・挙句シーズン1丸々使って、ほとんど謎解きは進まないし。なんか陰謀の仲間内で揉めてるだけで。(笑)
・一つ一つはそんなに悪くないんだけど、全体のバランスが凄く悪いというか散漫というか、そういう作品だったと思います。
・日本のアニメだったら、"シリーズ構成"出て来い!という感じでしょうか。(笑)

・何でこうなったかは多分はっきりしていて、要は"企画"と"スタッフ"が合ってないんだと思います。
・"痛快サスペンスで一発当てる"のではなくて、"リアリティ刑事ドラマで刑事たちの日常や苦悩を描きたい"というタイプのスタッフを、起用してしまったんだろうという、そういう感じです。
・実は最初からそういう"気配"はあって、それは何かというと正に掴みの第一話での、ジェーンの"裸"の見せ方。
・別に乳首見せろとは言いませんけど(笑)、いかにも品が良いというか慎ましいというか、実際のところ裸なのかどうかも少し分かり難いところがあって、(見せ方に)色気無えなあ商売っ気無えなあとは、思ってたんですよね。(笑)
・そこはバーンと行くところだろう。
・嫌いなんでしょうね、バーン!が。(笑)
・でもこのドラマは、バーン!のドラマでしょう。そうすべきだったというか。
・ひょっとすると決して肉感的とも一般受けするとも思えない主演女優の選択
ブラインドスポット・ジェーン

の時点で、そういう変な"良心"(笑)が働いていたのかも知れない。
・いや、この人自身は割りと好きで、だから曲がりなりにも最後まで見たんだと思いますが。
・でもほんと「女」を感じなくてね。ドラマ内で。
・だからウェラーや"記憶喪失前"の彼氏との恋愛沙汰も、なんか妹か友達のそれを見ているようでどうも居たたまれなかったです。(笑)

・好きなキャラは放送中何度も言ったように、分析官パターソン
パターソン
・こちらも別に"色気たっぷり"というわけではないですけど、頭の良さと内気だけど変に熱い性格が、チャーミングでした。
・好きなシーンは・・・あれかな。
・初めて捜査に同行したジェーンが暴漢に襲われて、記憶の無いまま体が反応するままに戦って、実は格闘技の達人だと分かって周囲も本人もびっくり!というシーン。
・あの"種明かし"は、ワクワク感ありました。でもあれがピークだったかも。(笑)
・段々ジェーンの"人間性"ばかりがフィーチャーされるようになって・・・
要らね。いっそアンドロイドで良かった。まずハッタリ、その後で「実は・・・」でしょう。
・そこらへん、『ブラックリスト』はほんとに良く出来ている。

・せめてシーズン1で一応ジェーンたちの「計画」は明らかになって、その上で「更なる謎」ならばシーズン2にも興味が持てるかもしれないですけどね。
・勿論その「計画」そのものが魅力的である前提ですが。
・ただうやむやで終わられても、腹が立つばかりで。
・例えば僕が脚本家なら、もう中盤でそこまでは進めてしまいますね。それくらいの構成が、最初に煽った視聴者の期待への、礼儀だと思います。
・ちょっと自分たちの好みを優先し過ぎかなと、ガツガツ盛り上げにかかるような下品なことをしたくないのは、分かりますが。
・でも企画が企画だから。
・というわけで、シーズン2はやっても見ません。


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Posted on 2018/01/22 Mon. 20:54 [edit]

category: 2015-2019年のドラマ(アメリカ)

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