死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

"FUZE"海外ドラマ特集/感想 #0  

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いちいち切り口を考えるのも逆に大変なので、もう機械的に順番に読んでまとめて感想書いて、どんどん消化して行くことにします。
毎回記事一本かな?まあ内容によるか。


#0
「ドラマ」が社会現象になる世界、ならない日本。FUZE 3月特集は「海外ドラマ」

2010年代以降の海外ドラマは、多種多様に拡張した時代性の写し鏡であるということ。
そして、作品を手掛ける監督と脚本家、プロデューサーの制作チームは、激変する世界、政治、社会、人間性と向き合い続けるジャーナリストと呼んでもあながち間違いではない


そういう面はあるんでしょうし、"宣伝文句"としてもそういうことは重要なのかも知れないですけど、一つの表現ジャンルをそういう"機能性"やあるいは"社会性"に奉仕させる還元させてしまうことは、一種の使い捨てであるしむしろ"堕落"に僕は感じます。「メッセージソング」「プロテストソング」の時代からね。
それらの"機能"性が、最終的にどのように「ドラマ」としての豊穣に結びつくか、そういう観点が無いと。
そもそも一部を除いてドラマ・クリエイターたち自体が、そんなモチベーションでドラマを作るとは思えないです。むしろ「政治家」や「ジャーナリスト」にはなりたくないから、芸術家になるのではないか。
古典的過ぎるかもしれませんが、こういう視点を僕は外したくありません。

ま、"違い"を言わなければいけない何が新しいのかをアピールしなくてはいけないという、"記事"としての宿命は分かりますけどね。
ただそれにしたって、じゃあ今までのテレビドラマは「時代性の写し鏡」じゃなかったのかというとそんなことはないわけで、そういう意味でも説明不足かなと。「時代性の写し鏡」であることが新しいというよりも、"鏡"としてのあり方に何か新しいものがある、そういう説明なら受け入れやすいかも。(あるならばですけど。)

「海外ドラマ」を見るということは、かつて洋楽リスナーがそうだったように、海外文化に関心があるマイノリティの行為であり、特定のコミュニティで語り合う疎外感や孤独感に苛まれれることに等しくなってきた。


苦笑いを伴う正しい指摘ですが(笑)、でも「流行」「社会現象」として消費されて終わるなら、そしてそのことが"ドラマ"の本体部分に回復困難なダメージを与えるのなら、マイナーなままの方がマシだというのが、"ドラマファン"としての偽らざる気持ち。
まあ「TVドラマ」というものの本質的な保守性、及び「アメドラ」の凄まじい基礎体力というものを僕は信じていますから、実際のところ何か心配しているわけでもないんですけどね。
劇場映画界に比べても、そんなにあっこっち揺れたりしないし、真にしょうもない作品が「代表」作品になることもまずない。ただまあ経済規模が大きくなっているようなので、そこは多少懸念は無いわけではないですが。
出来れば「映画」の"陰"で、今まで通りやって行きたいですね。ババはあっちに押し付けて。(笑)

これまでドラマには「好感度」や「共感」が付き物だったが、その基準も変わり始めている。『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ブレイキング・バッド』、『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』が提示する複雑なテーマと深いメッセージ、ドス黒い人間関係に、かつての共感と「好感」の物差しを図ろうとしても、どう考えても不可能だ。


そんなことは無いと思いますよ。
そりゃ文体が変わることによってついて行けない人が出て来るということはあるでしょうが、求められる「体験」は結局のところ大差無いんですよ。それが一つは「保守」性ということですけど。
今までも色々ありました。これからも色々あるでしょう。
でも音楽などに比べても、ドラマの「体験」の中身はほとんど時代によって変わらないと思います。
『ゲーム・オブ・スローンズ』には『ゲーム・オブ・スローンズ』なりの、それどころか『ゲーム・オブ・スローンズ』だから生まれる「好感度」や「共感」というものがあって、それが現に人々を熱狂させていると、そのようにしか僕には見えませんが。
言いたいことは分からないでもないですけど、"文体"の問題と"中身"の問題を、ごっちゃにし過ぎていると思います。
まあ上の"鏡"の話もそうですね。"鏡"なのが新しいのではなくて、"新しい"鏡を使っているということなのではないかと。僕なりに補足すると。鏡≒文体?

ドラマ特有の「尺」とクリエイティビティ


なんだ、分かってるじゃないですか。(笑)
そう、「尺」に代表される形式的な限定と、そこから生まれる「特有」のクリエイティビティ、そこに(連続)テレビドラマのテレビドラマたる部分があるわけですよね。
そこが崩れない限り(いわゆる)テレビドラマはテレビドラマであり続けるでしょうし、このブログでも何回も指摘して来たように、そこに配慮しない"実験"はことごとく失敗しているように僕には見えます。"自由"ならいいってもんじゃないんですよ。所詮作り物ですし。(笑)
まあ単に僕自身が保守的なだけかも知れないですけど、どうなんでしょうね。
10年後20年後、何がどう変わっているのか。


こんな感じで、やって行く予定です。(笑)
でも20本もあるので油断してるとあっという間に旬が過ぎちゃいますね。もう少し急ぐか。


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Posted on 2018/03/20 Tue. 21:31 [edit]

category: 全般

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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