死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

『シェトランド』[英] (2013)  


解析で見ると、なぜか『銃弾の副作用』の記事がやたら検索で見られているようなんですが、どこかで話題にでもなってるんでしょうか。(僕の記事じゃなくてドラマが(笑))


今日取り上げるのもまた、『副作用』同様にDVDも発売されていないらしい、地味な作品。
・・・画像くらい貼っておきますか。(笑)

program-top_shetland


『シェトランド』(AXNミステリー) (allcinema)

内容

スコットランドの地方行政区画のひとつで、亜寒帯に属するシェトランド島。
ほとんどの島民が顔馴染という世界で、ちょっとした行き違いから無意識のうちに封印してきた怨嗟や嫉妬が滲み出し、殺意へと変わっていく濃密な人間描写、緻密な伏線、大胆なトリックで綴られるストーリーが展開する。
(公式)


レビュー

・舞台は要するに、シェトランド・シープドッグの故地ですね。
・特にフィーチャーはされてませんが。言われてみると、羊の放牧が目に付くかなという程度。(笑)
・まだ数話しかやってないのでよく把握してないところはありますが、なんかとにかく"狭い"地域に感じて、こんなところにこんな敏腕刑事がいるものかねという違和感は、多少あります。(笑)
・どう見ても宝の持ち腐れ。
・"亜寒帯"という響きの寒々しさよ。
・とはいえ予備知識とかを抜きにすれば、要はイギリスドラマにありがちな"田舎"感ではあって。
・その標準で言えば特に田舎というわけでも、また"地味"な作品ということもありません。
主役の刑事は、見ようによってはイケメンですし。
トウの立った"王子"様というか。(笑)
・性格も"頑固者"というよりは"理想家"肌。リベラルというか。

・一番の"感想"としては、その(ペレス)刑事のパーソナリティそのものですかね。
・上の内容紹介だと、なんか金田一耕助的なドロドロが展開してそうですが(笑)、特にそんなことはありません。
・"金田一耕助"ほどにも、ペレス刑事が島の閉鎖性に付き合ってない感じなのが、そういう印象にしているのかも知れませんが。
・一応"地元民"ではあるんですけど。"Uターン"組。
・そこらへんの屈折した感情とかは、これまでのところはそこまで語られていなくて、それが語られて来るようになれば、多少印象も変わるのかなという。
・言ってみれば多少綺麗事というか、良識派に過ぎる印象はあるか。"人権"派というか。
・勿論彼の「意見」自体には概ね賛成なんだけど、キャラとしての立ち位置背景は、そんなにクリアでないというか、濃密でないというか。
・で、それが一番の感想だというのはどういうことかというと。
・この刑事にしろ、最近(放送されたもの)だと『ジョージ・ジェントリー』『フォイル』などもそうですが。
"秩序"の体現者であり基本的に体制派であり、また多かれ少なかれ"男性"的であるはずの警官・刑事が、世間の標準からも突出してリベラルである、因習への批判者であるというイギリスにおけるこのパターンの普遍性は、いったいどういうところから来ているのかなということ。
・例えばフロストやタガード的な"人情派"の"叩き上げ"が、その現場感覚から"弱者"に優しいと、これはこれで一つ分かるし、日本の刑事ものでもよくあるパターンですよね。
・あるいはモース&ルイス、遡ればホームズまで含めた特別な"インテリ"系のディテクティブが理性主義的にオープンマインドである、それもまあ分かる。
・しかしそういう特別なバックグラウンドを用意されていない、言ってみれば"普通の"刑事たちがここまで話が分かるというか人格的に清潔というか、デモクラシー・ヒーロー的な描かれ方を多くされるのは、どういうことだろうとたまに違和感があるわけです。
・やはりそれは、『遠山の金さん』的な(笑)、おかみには警察権力にはそうあって欲しいという、"庶民の願望"なのか、それともほんとに、イギリスの刑事は質がいいのか。

・強いての推測としては、見てると向こうの刑事たちの捜査は、主人公刑事とその弟子的な部下による、かなり小規模というか個人的な色彩の濃いものに見えて、日本ほど「組織」の影は直接的には無いんですよね。
・勿論うるさい上司とかはいますけど、それはあくまで官僚的な存在というか、スーパーバイザーであってそれほど密に現場には影響して来ない。
・そこらへんで、"個人"の良心みたいなものも発揮し易い描き易いのかなと、まああくまで想像ですが。
・それにしても何か、捜査形態が少し違う感じは見えますよね。さほど昔の作品でなくても。

・最後に(笑)この作品ですが、まあ好きです。好きな方です。
・シェトランド諸島の寒々とした風情もいいですし、主人公の熱を秘めてでも屈折した、味のあるイケメンぶり(笑)も好きです。
・まあ特筆するようなものはそんなに見当たらないですけど、「イギリス産"名物"刑事もの」ファンの期待には、確実に応えてくれている作品だと思います。
・やってれば見る、見たらそれなりに楽しめるという。
・見終わったらでも忘れるかもという。(笑)
・ある意味ジャンプ漫画的なのかも。
・興味が無い人には、特に奨めませんが。(笑)
・まあ結局こういうのは、主人公が好きかどうかなんですけどね。
・僕は好きです。


他の人の感想

「『シェトランド』 Shetland (2013– )」(居ながらシネマ さん)

映像が綺麗だと。そう言われてみればそうか。
それであんまり、"暗い"印象が無くて見易いのかな。

『シェトランド』(月の砂漠 さん)

"人間関係の濃密さ"を、こちらの方は感じられたそうです。(笑)
僕はもう、"田舎"ものには慣れちゃってるのかも。(笑)
こんなもんでしょ、という感じ。


他にもちらほら感想はありましたが、概ね皆さん、「景色が綺麗」というのが一番の感想のよう。(笑)


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Posted on 2016/01/30 Sat. 18:37 [edit]

category: 2010-2014年のドラマ(イギリス)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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