死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

’18.7月の海外ドラマ(Hulu、チャンネル銀河)  

4月5月に続いて。
Amaznプライムビデオを軸に基本毎月やる予定なんですが、6月はゲームばっかりで全然見てなかったんで無し。
『スーパーガール』S2の見逃し回目的でHuluの契約を久しぶりに復活させたのが7/7
そこからの約1ヶ月間。


視聴中

『項羽と劉邦 King's War』[中国]

後述する『三国志』と同じ監督ですが、えらく潔く通俗性を引き受けてしまう人で、この作品も第1話はほとんど香港のカンフーコメディで、こんな楚漢戦争あるかよ馬鹿馬鹿しいと一回切ってしまったんですが、どんどん面白くなる『三国志』を見ながらひょっとして早まったかなと念の為に第2話から見直してみたらこちらもどんどん面白くなるというか真価が分かって来てしまったので、全80話をとても見切れずにHuluの契約も予定外に2ヶ月目に突入することになってしまいました。(笑)
いやあ、凄いわこの監督。とんでもない根性の据わり方だ。中国人恐るべし。またいつか語ることになるでしょう。

視聴済み

『Black Sails/ブラック・セイルズ』(全シーズン4)
『墨攻』(映画)
『SUPERGIRL/スーパーガール』(シーズン2の主に後半)
『ザ・ディープ 深海からの脱出』(全2話)
『階伯』(ケベク)(全36話)
『クラス -ねらわれたコールヒル高校-』(全8話)

『Black Sails/ブラック・セイルズ』はスティーブンソン『宝島』の前日譚という特殊かつ限定的な設定のストーリーですが、その枠組みで普通望まれるものを遥かに越える異様に充実した内容特に人物描写の作品で、感心しつつ首をひねりながら見ていた感じ(笑)。逆に何がしたいのか。どうも落ち着かない。
最後の最後で、「理性」vs「無意識の暗闇」という、哲学的とも言えるテーマが主人公(の一人)の口から語られて一応は納得するんですが。後者を体現するものとしての、(文明に対する)「海賊」。ここらへんをもう少し早めに言語化しておいてもらえたら、もっと見易かったかなと。一つ一つのエピソードを見ているだけでも、見応え自体は十分ですが。

『階伯』(ケベク)は快調な前半から、中盤以降はドロドロという以上に異様に重苦しくなる作品。「権力」と「人」というテーマ、人は権力によってどのように変わるのか変わらざるを得ないのかというテーマと正面から向き合った力作だと思いますが、まあ苦しい(笑)。主人公のかつての「同志」たちの変貌していく様子が、悲しい。
色々と欲張って詰め込まれている作品ですが、本当の主人公は多分前後半二人の「王妃」で、そこらへんに焦点を絞った方がすっきりしたかなと思いますが、とはいえやはり英雄ケベクを描きたかったわけでもあるでしょうし、難しいところだなと。

『クラス-ねらわれたコールヒル高校-』は『トーチウッド』に続く(スタッフは全く別)『ドクター・フー』シリーズのスピンオフ作品ですが、文句なしの傑作、快作。イギリス的な知性・ユーモアがぎっしり詰め込まれた、"イギリスドラマここにあり"という感じの満点エンタメですが、でもこういうの滅多に作らないんですよねイギリスのドラマ界は。"アメリカ"との差別化の為なのかもしれませんが、もったいない。とにかく最高でした。

1話だけ視聴

『FINDING CARTER/ファインディング・カーター』(シーズン1)
『ピュア・ジーニアス ハイテク医療の革命児』(シーズン1)
『KILLJOYS/銀河の賞金ハンター』(シーズン1)
『ツタンカーメン 呪われた王家の血』(シーズン1)
『風の国』[韓国]
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』(シーズン1)

『FINDING CARTER/ファインディング・カーター』はなかなかいい作品ぽいです。FOXで週1話とかでやってくれたら見ると思いますが、配信でじっと見る程興味の持てる内容ではないんですよね僕には。変種のティーンドラマ?
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』はいかにも批評家受けしそうな作品ですが、逆に「批評家受け」という"型"にはまってる感じで、ある意味最近一番僕が気に食わないタイプの作品。"配信"ドラマ時代の一つの悪い典型というか。
とにかく見続けても何か"発見"がありそうな予感が全然しなかったので、1話で切りました。もっとゆったり作ろうよ、テレビドラマは。"意識の高さ"を競うのはよそでやってくれ。



続いてスカパーチャンネル銀河の作品。
"週1話"形式では放送されない(帯か一挙放送)ので、「今週の海外ドラマ」では触れづらい。


視聴中

『月に咲く花の如く』[中国]
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』(シーズン2)[トルコ]
『鉄の王 キム・スロ』[韓国](再放送)
『チャクペ 相棒』[韓国](再放送)
『三国志 Three Kingdoms』[中国]

『月に咲く花の如く』。8月に始まったばかりですが、今のところとてもとても面白いです。清末の"パイオニア"的な女性商人の話ですが、知的にもエンタメ的にもなんかキレキレ。『戦争』『王朝』もの以外でも面白かったということで、この作品によって僕の"中国ドラマ"への評価は確定したかなあという感じ。時代(ないし次代)は今中国?

『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』(シーズン2)。内容的にはほんとにただのハーレムの権力争いの話(正史的なエピソードもあるけど正直そっちはどうでもいい)なんですが、飽きないですねえ、楽しいですねえ。基本的にやっぱり、"生命力"が素晴らしい。眩しいくらい。"トルコ"だからなのか"最近のトルコ(ドラマ)"だからなのかは、ちょっと僕には分かりませんが。

『鉄の王 キム・スロ』。"「伽耶(カヤ)」"という古代の半島のマイナーな国を舞台に、「製鉄技術」を大フィーチャーし、恐らく史実性は限りなくゼロに近いですがその分思考実験的に、「王権の成立」をシミュレーション的にドラマ化した変わった作品。学問的と言ってもいいかも知れない。(ちなみにAmazonビデオでも見られます)
『チャクペ 相棒』。ある意味お馴染みの李氏朝鮮の身分差別残酷物語ですが、「貴族」vs「庶民」を更に突き抜けて"乞食"のレベルまで視点を下げて/広げて、そこらへんをより根本的にというか正面から思考した感じの作品。有名人の話でもないみたいだし、この後のストーリーの展開がちょっと予想出来ないなあという。

『三国志 Three Kingdoms』。お馴染みのエピソードが連打される赤壁あたりまでは陳腐に近い平凡な作品に見えましたが、赤壁が終わって劉備一党が荊州を根城にどのように勢力を拡張するか複雑な模索をし始めてから、俄然面白くなりました。"複雑"さが服を着て歩いているような強力な新キャラ司馬懿仲達が登場するに至って、むしろこっちが本領の監督さんなんだなと中盤過ぎてからようやく気付いたというか(笑)。龐統士元も面白かったなあ。陸遜もgood。
もうすぐ終わってしまうのが残念。既に蜀の人材不足は目を覆うばかりですが(笑)。意外と劉禅が馬鹿なりに素直という美徳を発揮していて、面白いなと。声はアムロです。(笑)

最初の数話のみ視聴

『客主~商売の神~』[韓国]
『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い』[韓国]

韓流(史劇)に関しては、「戦争があるやつ」と「恋愛が主体でないやつ」を予め選んで見れば、たいていはそれなりに見られる作品になってるかなという。基本余りにも視点が"下半身"(精神的に)寄りなので、「英雄」の出て来ない作品は厳しいですね。"浄化"の瞬間が無くて。
華流は多分、アメドラ並みにオールマイティ。基本の"骨組み"が太い感じ。政治の世界もドラマの世界も、"両極"は変わらないのかという(笑)。とはいえやはり、あえて"恋愛"ものを見ようとは思わないですけど。男の子なので。(笑)

チャンネル銀河1局で、ドラマセット4局(FOX、スパドラ、AXN米&英)を軽く越える視聴数になってますが。まあ一応"再放送"はカウントしない方がいいかも知れませんが。つまりドラマセットだって、"スタートレックを見たことが無い"という人は、今スパドラの再放送を夢中になって楽しんでいるはずですしね(笑)。単に僕がアジアドラマ歴が浅いから、今は"宝の山"に見えているところはあると思いますが。

とはいえアジアドラマを食わず嫌いしていた海外ドラマファン、特に「映画」ではなく(とは別に)「TVドラマ」が好きだという自覚のあるタイプの人は、早めにこっち方面も開拓しておいた方がいいように思います。特に中国ドラマの恐らくはこれからしばらく続く成長期・黄金期を見逃すのは、もったいないかなという。
「TVドラマ」の"現代"はNetflixにあるのかも知れませんが、"未来"(存続)はむしろアジアドラマ(ないし第三国ドラマ)の方にあるような気がします。


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Posted on 2018/08/07 Tue. 20:49 [edit]

category: 最近見た海外ドラマ

thread: 中国ドラマ - janre: テレビ・ラジオ

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