死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

『ALCATRAZ / アルカトラズ』(2012)  




見てる最中は十分に楽しんでたはずなんですが、こうして振り返ろうとするとどうも内容が思い浮かんで来ない作品。
だからシーズン1で終わったのかな、やっぱり。


『ALCATRAZ / アルカトラズ』(AXN) (Wiki)

内容

1963年3月21日、アルカトラズ島の世にも有名な刑務所は閉鎖され、受刑者達は他の刑務所に移された。
しかし、それは表向きのことで実際は閉鎖される前夜、受刑者・看守消失事件が起こった。受刑者256名+看守46名、総数302名が忽然と消えたのだ。そして、50年の時を越えて当時の姿のまま彼らは何故か1人ずつ帰還しては凄惨な事件を引き起こす。かくして63年組(受刑者+看守)+黒幕vsレベッカらの戦いの火蓋は切られた。 (Wiki)



レビュー

企画(設定のユニークさやテーマの斬新さ) ☆☆★★★

一つ一つの細かい設定には結構魅力もあって、だから"見ている"最中にはそれなりに熱中出来るわけですけど、それが後になると思い出せないというのはつまりは、大きな意味の設定に難点があったということかなと。
特に『ALCATRAZ』という明快で"大"きな舞台設定が、少なくとも作品タイトルにするほどには活かされていない、むしろもっと別の、歴史通を唸らせるような(笑)渋い事件からのタイムスリップとかにした方が、作品のトーンには合っていたのではないかなと。メジャーなのかマイナーなのか、どうも作品の性格がはっきりしなかった感じ。
・・・まあ実際には"大風呂敷"ではあったと思うんですけどね。J.J.エイブラムスですし。ただその割にスケール感が無かったというか、むしろ"職人"的な作りに見えるところがあった。

ストーリー(展開の面白さ、または内容の意味深さ) ☆☆☆★★

"設定"そのものが"ストーリー"みたいなタイプの作品なので、単独で評価するのは少し難しいんですが。
各囚人ごとのバックグラウンドやスキル、それに対抗する捜索側の工夫などはなかなか面白くて、エピソード一つ一つは楽しめました。
ヒロインや"敵"の正体や因縁が分かって来るタイミングやプロセスも、「シーズン」の流れの中で過不足なく位置付けられていてだれることはなかったですが、それだけと言えばそれだけで、やや予定調和的な印象も。

人物(キャラクターの魅力、あるいは心理描写の妙) ☆☆☆☆★

上では"職人"的と言いましたがそれはいいところでもあって。ヒロインや個々の囚人等の人物描写は結構しっかりしていて、"タイムスリップ"ものや"SF大作"でありがちな安っぽさ薄っぺらさは感じさせずに、そこは好きでした。
ただこういうドラマでそれは"従"の部分なわけで、"主"の部分にもう少し引力があれば、隠れた力として「光」ることも出来たと思うんですけどねえ。
嫌いじゃいなんだけどなあ。(笑)

演出(テンポの心地良さや雰囲気に引き込む力) ☆☆☆★★

演出家の手腕自体に問題は無いと思うんですが、要は最初の「企画」の部分、どういうドラマとして見せたいのかというトータルイメージがはっきりしていないので、それに"従"う立場の演出も成功不成功を評価しようがないという感じ。
まあ"人物"が活きていたということは、最低限必要な仕事はしているわけでしょうけどね。チープな印象を受けたりする作品では、少なくともないです。


他の人の感想

ALCATRAZ / アルカトラズ (よしおかみきのネタバレ映画・ドラマ日記 さん)

 「1つ1つのエピソードに関してはバラエティーに富んでいて面白かった」

・・・同感です。

ALCATRAZ / アルカトラズ/シーズン1 最終話(13話)。 (海外ドラマ:つぶやき処 さん)

 「ワタシは面白いと思ってたんだけどなー。何がいけなかったんだろうか。謎が多過ぎた?」

・・・かも知れないですねえ。逆に中心の謎がどれなのか、よく分からないというか、"アルカトラズ"が中心になれてないというか。


改めてやっぱり、決してつまらない作品ではなかったと思うんですけどねえ。
じゃあ面白いのか、何が特に面白いのかと言われると、そこが説明に困るわけですが。(笑)
お二人の"プッシュ"も、そういう遠慮勝ちな何か。(笑)


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Posted on 2016/06/11 Sat. 17:56 [edit]

category: 2010-2014年のドラマ(アメリカ)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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