死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

ドナとレイチェル  

"ドナ"はドナだけど、"レイチェル"レイチェル・ゼイン
レイチェル・ゼイン.png
ではないですよ、『SUITS/スーツ』ファンの皆さま。

彼女も悪くはないですけど、僕が推す"レイチェル"は、『イレブンス・アワー』の方の"レイチェル"。
・・・ま、シーズン1で打ち切りらしいですけど(笑)、気にしない。
とにかく次から次へと新しい新種の美女の登場する海外/米ドラ界でも、最近特にお気に入りの二人を取り上げてみます。


まず『SUITS/スーツ』ドナ・ポールセン
donna1.jpgdona2.png
donna3.jpgdonna04.jpg

主人公(たち)の勤める大手弁護士事務所の、スーパー秘書として大活躍する彼女ですが、とにかく登場時のインパクト、けれん味・ハッタリの効き方は凄かったですね。
このドラマの重要なテーマである「上昇志向」、問答無用の"勝ち組"志向、"メジャーリーグ"志向の、ある意味"権化"として、体現する存在として、"ザ・いい女""ザ・都会の女""ザ・高目の女""ザ・ニューヨーカー"・・・何でもいいですが(笑)とにかくツンツンピッカピカのキレッキレのオフィス・レディぶりで、我々を圧倒してくれました。

超強気、ではあるんですが"傲慢"とか"横柄"というのとも少し違って、職場の上下関係そのものはなんだかんだ決して乱さないし、目下や新入りに無駄な意地悪をしたりもしないし愛想は振りまかないけど(言われた)仕事そのものはきっちり丁寧にやる、ただ言いたいこと言うべきことはいつ誰が相手でも可能な限り最大限の強さとストレートさで主張して、だから"意地悪"はしないけれどそれを受け止める相手の弱さや曖昧さは結果的に容赦なくあぶり出すことになって、言わば存在自体が全方位"試金石"のような人。(笑)
ドナの"正しさ"に耐えられない人はドナのいる職場では働けないんだけれど、それはでも耐えられない方に問題があるのだと誰をも納得させてしまう、無敵の女。

その裏にはドナの実は誰よりも優しい、"みんなのお姉さんにしてみんなのお母さんにしてみんなの親友"みたいな人柄の素晴らしさがあるわけですが、それはそれとしてああいうキャラ造形が可能なのは「強さ」「自己主張」、更には立場・性別関係無く通用する「論理性」が、"誰々の性格"という以前に"当たり前"の価値として存在している現代アメリカのビジネス社会という環境が存在しているからで、ドナは幾分か極端ではあるし純化理想化はされているけれど、でもドナ"みたい"な人は実際にあちこちに結構いるんだろうなと、そうも思わせるのがドナの「権化」「体現」のゆえんなわけですけど。
そういう意味で、ドナは正に現代のアメリカでしか、あるいはアメドラでしか(笑)お目にかかれないタイプのキャラであるし女性であるし、美女であるし(笑)、その言わば"壁"が強烈な憧れを誘うわけですが。見てると何か、"アメリカ万歳""アメドラ万歳"、ついでに"男女同権万歳"と叫びたくなります(笑)。"ドナ"を届けてくれて、ありがとう。

いや、ほんとにね。かっこ良過ぎて少し悲しくなりますね。
俺ももっと出世しとけば良かったかなあ、偉くなって、稼げる男になって、ドナみたいな人が普通にいる空間で働けるようになっておけば良かったかなあと。(笑)
頑張れば弁護士くらいにはなれたろうし・・・。まあなれても稼げたとはあんまり思えないし、それ以上に「ピアソン=ハードマン」のアソシエイツ生活に耐えられたとは思えないけど(笑)。リットされるう。

真面目にでも、もし子供の頃or若い時に『SUITS/スーツ』を見ていたらドナに出会っていたら(笑)、多少は職業選択ないし職業生活にかける情熱は変わっていたと思います。やっぱ"手本"があるとね、違いますよ。"目標"が。
"かっこいい大人"を見たことが無ければ、かっこいい大人になろうとは思わないですからね。
日本の"トレンディ・ドラマ"とかじゃね、馬鹿馬鹿しいとしか思えないですし。
この前"少子化対策"に「両バーナビー夫妻の夫婦愛」をお勧めしましたが(笑)、今度は若者の三無主義対策(古)に、『SUITS/スーツ』とドナをお勧めしておきます。(笑)
大人になってこういう秘書が欲しくないか?!欲しいだろ!?ならば頑張って勉強しろ!働け!


・・・と、いかにも「現代」アメリカニズムの象徴としてドナを性格付けしましたが、一方で実は、「古典」的なキャラでもあるんだと思うんですよね、ドナは。
こういう「賢者」的「女神」的な、"女"という立場・限定を逆に利して、時にいなし時になだめ、時にばっさり切って男社会の欠陥を補完したりある意味では(上で"みんなのお母さん"と言いましたが)男の願望・理想を全能的に体現するようなタイプの、「特別」な存在感を持った女性キャラというのは、'60年代くらいまでの古いアメリカ映画には、必ず一人ずつくらいは出て来ていたような記憶があります。
「特別」過ぎて主役的な働きはしないので、とっさに具体例が思い浮かばないんですが、パターンとしてはサロンのホステス的な有閑教養人だったり、逆に酒場の女だったり娼婦だったりというのが一つの定番ですが。

恐らくむしろ"男女同権"が完成してしまってある意味男と女の区別が無くなってしまった、女の"自己主張"に特別なインパクトが無くなってしまったことによってこういう類型は廃れたんだと思いますが、とにかくそういう少し"懐かしい"臭いを、ドナには感じました。
ご存知の通り『SUITS/スーツ』は"映画オタク"ドラマ、古い映画のセリフ引用大会ドラマでもあるので(笑)、恐らく製作者・脚本家は、そこらへんをいくらかは意識して、ドナというキャラを創造していると僕は思ってるんですが。

まあいいです(笑)。とにかくドナは、素晴らしい。
3rdシーズンあたりから少しおでこの皺が気になる感じになったのは残念ですが(笑)、でも素晴らしい。
素晴らし過ぎて、"女"としては少し見づらいですけどね。やはり、"お母さん"なのかな?(笑)



もう結構な量書いちゃいましたが(笑)、『イレブンス・アワー』レイチェル・ヤングについても、取り急ぎ。
rachel1.jpgrachel2.jpg
rachel3.jpgrachel4.jpg

こちらはまあ、ドナみたいな複雑なからくりはなく、ひたすらキュート!という話。(笑)
ただいかにも"白人"という、白々しいくらいに冴え冴えとした美貌の、職務に忠実で生真面目なFBI捜査官という役どころながら、なんかあれこの人凄くいい人だぞ?むしろいじらしいぞ?萌えるぞ?(笑)という、役柄なのか人柄なのか、今いち判然としないギャップが魅力でした。
特に3話くらいからですかね、パートナーの変人科学顧問を、男として意識し始めて周囲の他の女性に軽くジェラり始めてから、俄然可愛らしさが出て来たと思います。(笑)

まあ「いい人」なのは最初から見えていたと言えば見えていたんですけどね。
第1話の、その科学顧問に堅物ぶりをからかわれて、寝ているところを嘘の警報で呼び出されて下着同然の姿で駆けつけて"大成功ーー!"された時の、騙されたことが分かった瞬間のグッと内に怒りを収める感じが、根っからいい人な感じだったと思います。
ああ多分この人は、言い争いになった時に最後は折れてくれるんだろうなあ折れてしまうんだろうなあと、凄く好感を持ちました。(笑)

"怒った"時に「いい人」な人は、ほんとにいい人なんですよね。
怒った時に可愛いコは、ほんとに可愛いコというか。(笑)
よーし、次は何をして怒られてやろう!

それに限らず、何か一つ一つの反応や表情が繊細で、なんかむしろ日本人的な感じがするなあとか。
"フランス人形"みたいな美貌だけど、"フランス人"ともまた違う。


マーリー・シェルトン / Marley Shelton さん。(Wiki)(IMDb)

ふうむ、見た限り、特にエキゾチックな血統ではないようですね。
スラヴ系かなあとも思ったんですけど。

とにかく、現在放送中の『イレブンス・アワー』の残りと、また何か別のドラマで会えることを楽しみにしたいと思います。


いやあ、楽しいですねえ、海外ドラマ。
綺麗な人可愛い人素敵な人が、いっぱいいて。(笑)


スポンサーサイト



Posted on 2016/08/23 Tue. 21:40 [edit]

category: 最近見た海外ドラマ

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://atlanta2015.blog.fc2.com/tb.php/46-8c4b07bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

リンク

最新記事

カテゴリ

カレンダー

検索フォーム

amazon.co.jp

最新コメント

ブログ村

RSSリンクの表示