死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

今号のKISS&ハツキス(’21.2.25) & BELOVE(’21.3.1)&COMIC TINT(’21.3.5)  

kiss_2102



『ミドリくんには触れない』

これ面白っ!
1話しか読んでない段階で推し漫画に挙げてしまって多少不安もあった(笑)


んですが、全然問題なかった。勘を信じて良かった。(笑)

(元幼馴染の)"AV女優"と"超人気男性アイドル"の一見するとわざとらしい、"願望"成就恋愛ストーリーのようですが、むしろ全く異質な強キャラ二人怪獣大戦争というか(笑)、どちらがどちらを食うとも救うとも、能動とも受動とも今のところ何とも言えない、非常に緊張感のある"セッション"の火花が散っています。
まあ女の方は言ってみれば俗/常識側の人であり、男の方が気合入って突き抜けたキャラなので、最終的には男側が主導権を持つことにはなりそうですけど。
ただ女もただ単に"改心"するタマにはとても見えないので(笑)、どんな意外な展開が待っているやらという。
根本にあるのは、"現代女性にとっての男性アイドルの価値"(いかにどのように価値があるか)ということなんだろうと思いますけどね。それがアイデア元というか。

『世界で一番早い春』

そういうことだったのか。
かなり"分かる"ストーリーの構造/動機付けの話に最終的にはなって来ましたが、でもそれで"まとめ過ぎ"という感じも特にはしません。あとは"妹"の怨恨とストーリー全体のもう一つの主役である「漫画」の素晴らしさというテーマが、もうひと絡みして終われたらそれでめでたしという感じ。
タイムスリップのカラクリとかは、まあ特には求めません。(笑)

『モトカレマニア』

謝られてもついた傷は消えないという女(振られた側)とそれでもやはり謝るべきだと思うという男(振った側)と、それぞれの言い分にそれぞれに説得力はあったと思います。
割りと謝った側は、謝られた側の"表面"的な許しに、ついつい甘えてしまうところはありますね。悪気は無くても。
一方で傷付いた側は、何としても"許して"なるものかと、ついた傷に執着してしまうところがこれも割りとある。傷つけられた"元"を取りたいという、不毛で不幸な心理。
だからといって"謝ればいい"のでは、"傷つけ"得みたいな感じにもなりかねないし。難しい。
・・・というようなほぼ解決不能な葛藤に、何とか「形」("モトカレマニア"という)を与えて供養するということを、やろうとしていた作品でしたね。(もうすぐ終わり)

『御手洗家、炎上する』

子供のやった事、ではありますけど、"トラブルの対処能力に自信が無い"人が/時に、つい取ってしまう行動パターン図鑑という感じで、結構切なく(笑)読みました。

mitarai_2102

下は無力な子供から上は一国の大臣・役人まで。
一言で言えば"無責任"ではあるんですけど、なかなか僕も一方的に責める気にはなれません(笑)。人としては分かる。
ここで主題的に取り上げられているのは、"ダメ"だ要領が悪いと親から責められ続けた子供の自己評価の低さ(がさせる行動)、という問題でしょうけどね。

『おいおいピータン!!』

てっきり細かすぎて別れたという話かと思ったら、違った。(笑)
全体として何を言いたいエピソードだったんでしょう。純然たる思い出話?恋は盲目?



htsukiss_2102



『透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記』

作者的にはそこが力点でもないんでしょうけど、資格を取っても看護師に"なれない"人もいるということ、そしてそのことにその人が罪の意識を感じているという描写に、やけに胸を衝かれました。綺麗ごとじゃないよなというのと、でもその一方でやはり一種の"聖職"の理想を、抱いてそういう職業を志すんだなという。(だからこその罪の意識)
「命の価値」(中絶の正当性)という問題を「生まれても幸福になれるとは限らない」という問題とセットで処理するというのはなかなか危険というか少し無理のあるやり方だなと思いましたが、その後の"桜田ユミ"ちゃんのエピソードを見ると、単に"不幸"というよりも"望まれない子供"の悲劇という話のようですね。作者は論理的にというよりも感性的に取り上げているようですけど。
その作者の感性からすれば最終的には、"必死に生きている"女性が時に取るやむを得ない処置としての人工中絶という選択肢は確保されるべきという結論になりそうですが、その同じ感性がやはり流される命への哀れみも止めることが出来ないという、全体としてはそういう風景。

『サギ、欲情に鳴く』

"サギ"は象徴なのか実体なのかという問いかけを、作者さんにもしたことがあるわけですが(笑)、いよいよもって境界不明な不気味な感じに。("実体"寄りに?)
まあヒッチコックの『鳥』ですかね、元のイメージはやはり。
続々と気持ちいいくらいの"悪意""欲"(特に支配欲)をむき出しにしてくる周辺キャラたちに囲まれて、主人公二人の"純愛"はどうサヴァイヴするのかという、とりあえずはそういうストーリーに。(逆にそう簡単には負けないとは思いますが、コントラストとして)
それこそサギは、助けてくれるのか。
しかし"悪"側の激突が、またそれはそれで面白いですね。(笑)

『ふたりぐらし』

毎回毎回ほんとのことを言いながら社会生活を送ることは不可能なわけですが、一方で相手の"本気"を測り損ねる、"本気"の相手に適当な返しをしてしまった、そのことに気付いた時の後悔・申し訳なさ・自己嫌悪の苦さというものも、また格別ではありますね。

futarigurashi2102_1futarigurashi2102_2futarigurashi2102_3

左→右。

"本気"の投げかけをスルーされたり笑われたりして傷付いたそれまでの経験が、そうした行動を人に取らせるわけですが、それでも"その時"の申し訳なさの苦さは容易に薄れてはくれない。
こうしたことを防ぐには、なるべく"本気"のやり取りの出来る相手とだけ付き合うようにするのがベストなわけですが、なかなかね。
いずれにせよ、そこらへんの描写の精度のひときわ高い作品だなと。



belove_2103



『傘寿まり子』

欠陥住宅に"話しかける"気持ち、何となく分かります。(笑)
欠陥だから愛するという訳でもないんでしょうけど、欠陥をきっかけにむしろその家の"存在"を意識するという。

『いくじょ!~ベビーシッターはじめました~』

面白そうな予感もあったんですが、特に"展開"もせずに終了。(笑)
まあ"模範演技"的作品。ベビーシッター問題の。

『やめちまえ!PTAって言ってたら会長になった件』

これもとりあえずは、題材自体が興味深い作品。
面白くなりそうな気配は、そこそこ強めにはありますけどね。
まあこれから。(笑)

『H/P ホスピタルポリスの勤務日誌』

なんか"推理"ものとしても、そこそこ面白くなって来ましたね。
いやあ、なかなか意外な真相。(まだ明らかにはなっていませんが)
ならではの「医学」的問題も、色々レアで面白い。



comictint_2103



『ホンノウスイッチ』

honnou2103_3

と、円満にまとめてありましたが、ただそれがどんな"前向き"な内容であれ、多幸感(笑)に満たされて上気して語った事を、「違う」否定から入る言葉で遮断

honnou2103_1honnou2103_2

されたら、どんな関係でもなにがしかのしこりや屈辱感は残ると思うんですよね。これはよく、男が「女の相談には意見よりもまず共感を」諭されるあれと、同じタイプのヒューマンネイチャーだと思いますが。女の方も、そう簡単に男の言葉を否定しない方がいいですよという、ごく単純に。男の"懐の広さ"なんか、あんま期待しない方がいいと思うよという(笑)。たとえ相対的には、懐の広いタイプの男でも。
男も女も、結局のところごく他愛無く(笑)、傷付きやすい。


スポンサーサイト



Posted on 2021/03/05 Fri. 14:46 [edit]

category: 女性誌漫画

thread: 漫画の感想 - janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://atlanta2015.blog.fc2.com/tb.php/463-1c6b0559
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

リンク

最新記事

カテゴリ

カレンダー

検索フォーム

amazon.co.jp

最新コメント

ブログ村

RSSリンクの表示