死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)

アメリカ、イギリス、中国と欧州各国のドラマ。

『SCORPION/スコーピオン』(2014)  




『SCORPION/スコーピオン』(スーパー!ドラマTV) (Wiki)

内容

IQ197のコンピューターの天才、凄腕の行動心理学者、機械工学の天才、天才数学者の4人組が、アメリカ合衆国国土安全保障省のシンクタンクとなり、最先端のテクノロジーを駆使して近年発生している様々な難事件の解決に挑む。 (公式より)


レビュー

・色々と"惜しい"感じの作品。
・傑作になり損ねたというか。
実話を基にしているということですが、"天才"たちが発揮する能力や創意工夫、特に現場のありあわせの材料から奇想天外な解決策を見出す様子は看板に偽りなし、大いに見どころがあると思います。
・思い出すのは『冒険野郎マクガイバー』あたりですが、あちらの"工夫"が「理科」だとすればこちらは「科学」(笑)と、それくらいの"本格"感の違いはあります。時代の差を鑑みても。
・ただその「本格」感で押すのかそれとも天才ゆえの性格破綻者グループのずっこけ感で押すのか、はたまたその"コントラスト"で押すのか。
・恐らくは最後のパターンなんだろうとは思うんですが、最後までそこらへんが安定しなかった感じがします。
・ドラマとしてのトーンというか質感というか。
・その"不安定"感の理由は恐らくストーリー運び自体にもあって。
・何というんでしょうね、シリーズとしての"慣性"が安定しない、そもそも最初からフルシーズンのものとして構想されたのか、それとも一発ものまたはショート・シリーズとして構想されたのか。
・「実話を基にして」いるということは恐らくは元々のネタはある程度限られていて、それをどう拡張するか付け足すか、そのさじ加減によってはシリーズの長さにはかなり幅があったのではないかな、そこらへんが評判を見ながら二転三転していたのではないかなと。
・そんな風に思えるところがあります。
・とにかく終わるのか続くのか、今どこらへんなのか、常習的ドラマ視聴者としてどうも腰が落ち着かない(笑)、どういう気持ちで見たらいいのか分かり難い部分が、終始ありました。
・もう終わったつもりで、でも翌週の番組表見たらあれ?まだあるぞ?みたいな。(笑)
・...第1話の緊張感は最高だったので、どちらかというと短くまとめた方が良かったのかなあとも。
・もう一つのこの作品の見どころ、テーマとしては、"天才の悩み""天才と一般人"という問題があって。
・そこらへんについてもさすが実話を基にしているだけあって、単に天才の奇矯さを見世物的に扱うのではなく、リアリティをもって、もっと言えば愛情を持って扱っていて、良かったです。
・特に主人公と、ひょんなことで知り合った"一般人"のヒロインの"天才"の息子との心の交流、自分も天才児として苦労して育った主人公がそのコに見せる思いやりは、しばしば感動的なものがありました。
・ただ..."ドラマ"としてより押したいのだろう、主人公とヒロインの"恋愛"とその際に見せる天才ゆえの(一般人的)"感情"表現の不器用さに関しては。
・ちょっとわざとらしいというか、主人公がいくら何でも幼く見え過ぎるところがあって。
・興ざめというか、「息子」との関係にあったような真実味が欠けていて、どうも乗れなかったです。
・そこらへんも例えばコメディタッチで上手くまとまっていれば見れないことはなかったと思うんですけど、既に言ったように雑然とシリアスでもあったので。
・どう見たものかなという。
・まとめて言うと、"ネタ"は結構上等のものがあったと思います。「実在の天才(集団)」と、「天才(児)の孤独」そのものに関しては。
・ただそれをドラマとしてまとめ上げることには、あんまり成功してないかなと。
・トータル悪くはないんですけどね。


他の人の感想

『海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン」が面白い!!』(オーシャントリッパーズ さん)
『SCORPION/スコーピオン シーズン1 第1話 | ネタバレあらすじ』(おちゃのまのねこ さん)
『スコーピオンのモデルとなった実在の人物、ウォルター・オブライエンの真実に迫る』(海外ドラマをもっと楽しむ~!現役翻訳者がナビゲート さん)

・・・面白いと感じる瞬間は凄く面白いんですよねえ、1話は僕も興奮しました。最後のは「感想」とは少し違いますが、非常に興味深い記事だったので。


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Posted on 2015/12/09 Wed. 21:41 [edit]

category: 2010-2014年のドラマ(アメリカ)

thread: 海外ドラマ(欧米) - janre: テレビ・ラジオ

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